第2節 浦和レッズ v.s. サガン鳥栖(2014シーズン)ホーム開幕戦

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2014年3月8日、埼玉スタジアムでホーム開幕戦が開催されました。試合結果は0-1で敗戦。後味の悪い開幕戦となってしまいました。

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浦和レッズに復帰した濱田水輝と、永田がディフェンスラインに。サガン鳥栖・豊田の高さ対策とのことでしたが、その期待に二人が応えることができるのかどうか、というところが注目でしたが、残念ながら失点シーンに絡んでしまいました。

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ミシャ監督の期待もあったのだと思いますが、状況を考えると経験のある坪井の方が‥‥といっても、後の祭りですが。ただ、昨シーズンよりも全般的に守備の意識は強かったと思います。それが今シーズンの改革の一つでしょう。

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ただ、中央を固められると攻撃しあぐねるというのは、去年から変わっていませんでした。せっかくのカウンターのチャンスも失速して終了、というのが何度あったことか。サイドに運んでバックパス、というパターンは厳しいです。本気で優勝を狙っていくならば、このままだと厳しいですね‥‥。

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さて、ホーム開幕戦ではとても悲しく残念なことがありました。既にたくさんの報道が出ていますのでご存知の方も多いかと思いますが、209ゲートの入口に「JAPANESE ONLY」と書かれた弾幕が貼られていたそうです。一般的には「外国人お断り」という意味です。

これは、今シーズンから加入した李忠成に向けられたものだと言われています。李忠成は日本に帰化した選手です。開幕戦の選手紹介では、李忠成のところでブーイングが発せられたという情報もあり、まさかと思っていたのですが。

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「誰であろうと浦和レッズのために戦う選手をサポートする」それが、浦和レッズのサポーターではないのですか? もし書くのなら「浦和レッズを応援するサポーターONLY」ですよ。

人種差別の発言の責任は重いです。クラブにはしかるべき対応を取って欲しいと思いますが、正直なところ動きは早くは見えないし、きちんとした処分を下せるのか心配です。

サガン鳥栖戦での出来事について|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

差別の最大の抑止は一人一人の心にあると考えております。そのために、浦和レッズは今後も「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトの啓発を軸に訴えを続けて参ります。
なお、今回の出来事につきましては、事実確認のうえ適切な対応に取り組んで参ります。

サガン鳥栖戦での出来事について(第2報) |URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

17時ごろ、209ゲートのコンコース側に『JAPANESE ONLY』という横断幕が掲げられているとの報告が、警備会社スタッフとソーシャルメディア上の情報を取得したクラブスタッフから入りました。17時9分に速やかに撤去するよう指示しました。通常、トラブル防止のため横断幕の撤去は、当事者との合意の上、取り除く手順となっておりますが、試合中であったため、最終的には18時4分に強制的に撤去いたしました。

愛するクラブの選手に向け、今回のような行動に出るのは”サポーター”ではないと思います。