「一品食べ放題」の飲食店が増えている理由とは?

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最近の飲食店で話題になるのは、明太子が食べ放題とか、マグロ盛り放題とか「○○食べ放題」の店です。ファミレスのサラダバーやカレーバーも、こうした「○○食べ放題」に入れても良いでしょうか。なぜ「○○食べ放題」が増えているのでしょうか? 「一品食べ放題」の飲食店が増えている理由という記事がありました。

「食べ放題」といえば、いろいろな料理を食べられるのが一般的で、それが醍醐味(だいごみ)でもある。それに対し、「甘エビ刺身食べ放題」「エビフライ食べ放題」「明太子食べ放題」「松茸ご飯食べ放題」など、指定された単品だけ食べ放題になるのが「一品食べ放題」だ。

飲食店は赤字にならないのか、食べている方はそれなりに元は取れているのか、色々と気になるところです。

フードアナリストによると、こうした「○○食べ放題」が増えているのは、次のような理由からなのだそうです。

「一番の理由は話題性ですね。これまで飲食業界で行なわれてきた価格競争が行き詰まるなか、ある一品を目玉にすることでお店の特色を出しているのです」

話題性だったか!

確かに、ソーシャルメディアを経由して「○○食べ放題」というの話題沸騰することがありますよね。実際に行くかどうかは別としても、色々な人の間に話題にしやすいネタであることは間違いありません。

何種類も仕入れる訳ではないので、スタッフの負担も、コストの負担も抑えられるのだそうです。さらに時間制にすれば回転率もアップできる、と。

この一品食べ放題、お店側でははたして採算は合うのか? 焼き牡蠣の食べ放題を行なっている『かき小屋 高円寺』の松田真店長に聞いてみた。同店の食べ放題は土・日・祝のみ実施しており、価格は昼が100分3180円、夜は120分3380円だ。

決して高くはないけど、安くもない。「20個以上食べるお客さまばかりになると、採算的に厳しいですけどね(笑)」ということですが、例えば、大量の種類の食べ放題メニューのある「すたみな太郎」のような店なら大人2,000円くらいらしいので、チェーン店と比較するのもアレですが、仕入れをうまくやってコストを下げられれば「一品食べ放題」は話題性もあって悪くないのかもしれませんね。

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