JAL、ANAが国内線、国際線での機内ネットサービスに関して相次いで発表を行いましたが、実際の使い勝手はどうなのか、気になるところではあります。2012年7月からスタートしている、JALの国際線向け機内ネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」の使用レポートがありました。
【特別企画】容量無制限、空飛ぶインターネット「JAL SKY Wi-Fi」を使ってみた(前編)/という記事です。
JAL SKY Wi-Fiは、パナソニックアビオニクスコーポレーションの衛星接続サービスを利用したWi-Fiサービスで、現在ボーイング 777-300ER型機においてサービスが提供されている。
国際線予約ページで「SS7」または「773」と表示されていると「SKY Wi-Fi」が利用できるそうです。利用料金は1時間プランが11.95ドル、24時間プランが21.95ドルとなっています。
記事では、成田空港とロサンゼルスの往復で試した様子がレポートされています。
離陸からしばらくの間は衛星を捕まえることができず、インターネット接続が行えない。離陸からおよそ1時間程度経過すると「衛星接続無し」の赤い表示が「衛星接続中」の緑の表示に変わる。インターネットが使えるようになったということだ。
事前に契約の必要はなく、機内でクレジットカードで申し込みができるのですね。国際線で利用するならば、十分に睡眠を取るという人は別として24時間プランが21.95ドルの方が安心して利用できる気がします。
PCだけでなく、iPhone、Kindleなどの使い勝手もレポートされています。フライト中に書籍の購入もできたそうですよ。禁止されているのはVoIPサービスだそうです。
気になる通信速度は「機内で数回計測してみた結果は、2~4Mbps」ということで、普通にネットを見るのには問題ないレベルだと思います。転送量も無制限というのも、ありがたいところ。
ネタフルでは次のような記事も書いています。
▼JAL、国内線初の機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」2014年7月より導入へ
▼ANA、国際線で機内ネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」開始