ANAが、国際線機内でネットサービスを提供する「ANA Wi-Fiサービス」を開始することを発表しています。2014年度末までに、777-300ER型機19機、767-300ER型機9機(202席仕様)の合計28機の改修を行う予定としています。
「ANA Wi-Fiサービス」は、2014年3月1日より導入予定で、欧米線の一部、アジア線の一部で利用可能となります(2014年3月1日時点での対象機材は777-300ER型機2機、767-300ER型機1機)。
対象路線・便は、対象機材の運航状況により変わるため、搭乗前に確認することはできないそうで、乗ってみて「ANA Wi-Fiサービス」が使えたらラッキー、という感じのようです。
有料サービスで、料金は次のようになっています。
5MBプラン $ 6(USドル)
10MBプラン $12(USドル)
20MBプラン $24(USドル)
正直なところ、緊急の用事でないと使えないかな、という印象ではあります。少しソーシャルメディアに投稿するくらいとか。20MBくらいだと、あっという間ですよね。
「ANA Wi-Fiサービス」は、オンエア社による機内WiFiサービス「インターネットオンエア」を利用したサービスとなります。
JALでも機内ネットサービスを行っていますが、こちらの方が料金は現実的です。
▼JAL国際線、機内でWiFi利用できる「JAL SKY Wi-Fi」
▼JAL、国内線初の機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」2014年7月より導入へ
全日空も機内でネット接続再開へという記事によると「2004~06年にも導入したが、利用が伸びないため中止」していたそうで、確かに飛行機の中でPCを開くというのは、あまり現実的ではありませんでしたね。スペース的に。スマートフォンやタブレットなら使います。