「肺カルチノイド」という難病により、急逝した流通ジャーナリストの金子哲雄氏が最後に遺した書籍が「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」だそうです。
死期を悟った金子さんは、会葬礼状まで生前に用意して、自分の葬儀を自分でプロデュース、
自らの死をも「流通ジャーナリスト」としての情報発信の場にしたのでした。
まさに、みごとというほかないその最期・・・。しかし、彼が「余命0」宣告を受け入れて死の準備を整えるまでには、
乗り越えなければならない悲しみ、苦しみ、
そして何より、最愛の妻を残していくことへの葛藤がありました。死の1か月前から、最後の力を振り絞って書き上げた本書には、
その一部始終が綴られています。
自分の葬儀をプロデュースしたり、会葬礼状を用意していたことは知っていましたが、まさか死の1ヶ月前から書籍執筆していたとは思いもしませんでした。
担当編集者には「40代で死ぬということがどういうことか、妻に何を残せるのか、気持ちにどんな変化が起きるのか・・・」ということを、書き残したいと言ったのだそうです。
自分も同世代であるだけに、今はまだ手に取れそうもありません‥‥。
ネタフルでは次のような記事を書いています。
▼流通ジャーナリスト・金子哲雄、死去
▼死去した金子哲雄氏、通夜参列者に手紙を用意していた
僕の死に方 エンディングダイアリー500日 | ||||
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