オリンパス「OM-D EM-5」購入に向けて一歩前進か?

2012 07 30 1254

しばらく前から、ミラーレス一眼が欲しいと思っておりました。キヤノンのミラーレス一眼の登場を待っていたのですが、残念ながら「EOS M」は自分の求めていたものと違ったので、改めてオリンパス「OM-D EM-5」への思いを強くしているところです。

一眼レフは「EOS Kiss X3」を持っており、レンズ資産もそれなりにあります。標準ズーム、50mmと35mmの単焦点、200mmのズームレンズ、10-22mmの広角レンズと。

本来であれば、このレンズ資産を活かすべく、キヤノンのミラーレス一眼を手にしたいと思っていたのですが「EOS M」はエントリーモデルだったのですね。

できればファインダーも欲しかったし、もっと連写性能も欲しかったし‥‥。でも、メーカーの戦略としてエントリーモデルからというのは正解です。

ですので、ぼくは「OM-D」を手にすることになるのかな、と、そこはかとなく、漠然と、いや、なんとなく、それとなく思っているところです。

【予告】オリンパスのハイエンドミラーレス一眼「OM-D E-M5」が欲しくなるかもしれないという記事でも書きましたが、細いレンズがいい。何はなくともそれがいい。

性能的には色々と申し分なく、価格も落ち始めているのでそろそろいいかな、と思ってもいたのですが、気になるのはレンズです。

購入するとすれば、レンズキットなので、とりあえず標準ズームに関してはそれで良いでしょう。経験上、望遠レンズと単焦点レンズがあれば必要最低限なのですが、オリンパス純正を購入しようとすると、これがけっこういい値段になるのですね。

OLYMPUS PEN レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

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OLYMPUS マイクロ一眼 PEN パンケーキレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

B004IK8F32

両方で7万円弱くらいですかね。

シグマ 19mm F2.8 EX DN MFT マイクロフォーサーズ用 デジタル専用 単焦点 広角

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15,000円でこんなレンズもありましたけどね。

いずれにせよ、マウントが変わって一からレンズを揃えるとなると、なかなか大変なのです。

と、そこで閃いた。昨年、細君が「GF-3」のダブルレンズキットを購入していたのです。

Panasonic デジタル一眼カメラ LUMIX GF3

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あるじゃないのー、マイクロフォーサーズの単焦点レンズがー!

同じマイクロフォーサーズという規格ながら、オリンパスとパナソニックで、そのままレンズが使い回しできるのか調べてみました。

マイクロフォーサーズマウントはオリンパスとパナソニックが共通マウントとして 発… – Yahoo!知恵袋

ピントや露出はどちらのメーカーのものを混ぜて使っても問題ありません。
レンズの歪み補正データ等も共有しているし、
オリンパスのボディを通じてパナレンズのアップデートができたりもします。
ほぼ完全に互換性があると言ってよいでしょう。

ほとんど問題ないらしい!

ということで、家族でレンズの使い回しができるというメリットが加わり「OM-D」購入に向けて、大きく一歩前進したみたいです。

ちなみに、価格.comでの最安値は97,372円です。

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発売開始以来、2度目の底値を迎えようとしているみたいですね。

by カエレバ

荻窪圭氏の長期試用レポートが参考になりますよ。

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第1回――クラシックな意匠にデジタルの「全部入り」 – ITmedia デジカメプラス

EVF+チルト式モニタという組み合わせは最高。普段はEVFで、アングルを変えたいときは背面のモニタでと使い分けしやすい。シャッターの感触もよし。

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第2回――まずはカスタマイズで使いやすく (1/2) – ITmedia デジカメプラス

EVFをのぞいてみた。EVFはかなり高精細でレイアウトも3つから選べる。わたしはこのように撮影情報を下にまとめて表示してる。その方が構図を邪魔するものがなくて撮りやすいから。でもこうするとアスペクト比を3:2にしたくなるよね。背面液晶と同様に重ねて表示するモードもある。

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第3回――AF速度、高感度画質をチェックする (1/2) – ITmedia デジカメプラス

ISO感度はISO25600まで。下限はISO200。下限がISO200というのはちと残念。せっかくF1.4や1.8のレンズをつけて開放絞りでほわっと撮りたいと思っても、ISO200では晴れた日だと露出オーバーになってしまうのだ。無理にISO感度を落とすとダイナミックレンジが狭くなるなどの弊害もあるけど、オプションでいいからISO100まで欲しかった。

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第4回――高感度はどこまで実用的か NEXと比較する – ITmedia デジカメプラス

うまいこと徐々に劣化して行ってて、ISO6400ではG3よりはるかに上、NEX-5Nに迫る勢いを保つのだ。予想以上に大善戦。等倍で見比べると差はわかるが、パソコンの画面程度ならほとんど気にならず、撮像素子の性能向上のみならずノイズの処理もうまくなってるんだなと思う次第。

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第6回――ハイエンドレンズを組み合わせよう (1/2) – ITmedia デジカメプラス

特に欲しいと思っていたのがハイエンドの標準ズームと単焦点望遠レンズ。で、それがこの時期に出てきたのだ。パナソニックの「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.」(以下 12-35mm/F2.8)とオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」(以下 75mm/F1.8)の2本である。

Panasonic デジタルカメラオプション マイクロフォーサーズシステム用交換レンズ Xレンズ LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. H-HS12035

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ネタフルでは次のような記事を書いています。

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