「DQNネーム」という呼び方がされるようになってから、どのくらいが経ったのでしょう。最近では「キラキラネーム」と呼ぶ人もいるようですが、人事担当者が真実を明かす「DQNネームのせいで就職できない」という記事がありましたよ。
最近増えている、『DQN(どきゅん)ネーム』や『キラキラネーム』と呼ばれている名前をごぞんじでしょうか。なんと読むのか分からない複雑すぎる名前や、外来語をむりやり当て字で読ませるような変わった名前のことです。
「DQNネーム」のおかげで、平成生まれの若者たちは様々な苦労を強いられているらしい、と。
そもそも「DQN」とは何なのか?
これは、1994年から2002年まで放送された「目撃!ドキュン」という番組に由来しています。
この番組に出演する一般人にいわゆる元ヤンキーが多く、時として非常識な行動が多々見られたことから、インターネットスラングで非常識な人物を指す蔑称としての「ドキュン」という言葉が生まれた。
ということで、その「DQNネーム」なのですが、最近では「品川庄司」の庄司が息子に「羽男」とつけようとして、ミキティに却下された、なんていう話題もありました(ネタかもしれませんが)。ちなみに「パオ」と読みます。
親は願いを込めて名付けをする訳ですが、子供はいつまでも小さいままじゃないのですよね。でないと、就職の時などに苦労することがあるようです。
実際に、某上場企業の人事担当者の話が紹介されています。
人事担当者A氏によれば「実際、応募書類を確認すると、有名大学の学生にはDQNネームは少なく、また高卒採用枠では多いのが現状。この事実から見ても、知性と名前が関係しているように思える」とのこと。
名前だけで、能力の良し悪しまで判断されかねないということですね。
実は、社会的地位の低い層の子どもは変わった名前が多い、というのはアメリカの研究でも明らかになっているそうです。
「最終的な人事決定権を持つのは60歳前後のおじさん世代なので、発音しにくい名前というだけで、マイナスイメージになってしまう」とも。
キラキラネームも子供の時は素敵かもしれませんが、40歳、50歳と年を経た時に、名前がキラキラしたままで良いのか、というのはあるかもしれません。
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