タイの富豪死去 ドリンク剤「レッドブル」の生みの親という記事がありました。えっ「レッドブル」ってタイの飲み物だったの!?
ドリンク剤「レッドブル(クラティンデーン)」の生みの親でタイを代表する富豪のチャリアウ・ユーウィタヤーさんが17日、バンコク都内のチュラロンコン病院で死去した。88歳。
記事によると、製薬会社のセールスマンを経て独立、1976年に「クラティンデーン」を開発し、1987年にオーストリア人ビジネスマンと合弁でヨーロッパでの生産・販売を行ないヒット商品になったのだとか。
米経済誌フォーブスの2012年版の世界長者番付によると、チャリアウさんの資産は総額50億ドルで、世界205位、タイ3位。
「レッドブル」で、世界的な富豪になったのですね。
気になったので、レッドブル – Wikipediaを見てみました。
1984年にオーストリア人のディートリッヒ・マテシッツが国際的な販売権を獲得。独自の配合で数年をかけて改良をし、今までにないエナジードリンクを開発、Red Bull「レッドブル」の名称で販売を始めた。
つまり、タイで飲まれている「クラティンデーン」と、世界的に飲まれている「レッドブル」は違うものなのですね。
もともと、ディートリッヒ・マテシッツが日本を訪れた際に、栄養ドリンクが大きな市場を持っていたことをヒントに、欧米でも同種のビジネスが成り立つのでは、と調査して出会ったのが「クラティンデーン」だそうです。
そういう経緯があったのですね‥‥。