「39.9度」の気温観測装置につるが絡まっていたことが発覚

京田辺市「39・9度」が無効の可能性もという記事より。

今年の国内最高気温39・9度を記録した京都府京田辺市で、地域気象観測システム(アメダス)の気温観測装置につる性の植物が絡まっていたことが7日、分かった。

今年の国内最高気温「39.9度」を記録したとして話題になった京都府京田辺市ですが、アメダスの気温観測装置につる性の植物が絡まっていたことが発覚しました。

京都地方気象台などによると、観測装置は高さ1・5メートルに設置。金属製の筒の内部に温度計があり、筒の下からファンで風を送りながら気温を計測する。

通気孔を塞ぐなどの不具合は確認されず、周囲の4ヶ所のアメダスのデータとも気温の推移が似ており「直ちにデータに問題があると判断できない」ということですが、気象庁は「観測環境として適切ではなかった」としています。

「昨年11月に実施した年1回の定期点検では植物は生えていなかった」ということですが、定期点検も年1回なのですね。

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京都地方気象台は周辺の気温データと比較するなど調査した結果、「観測に影響はなかった」としている。

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気象庁によると、京田辺市では今月5日、39・9度を記録、国内の9月の最高気温を更新した。