船越英一郎の妹・旅館の元おかみが自殺という記事より。
俳優船越英一郎(49)の妹で旅館「旅荘船越」(神奈川・湯河原町)の元おかみの平野洋子さん(47)が、同旅館の離れで首をつって自殺していたことが10日、分かった。小田原署によると、7日午前7時15分ごろ、発見した家族が通報したという。
船越英一郎の実妹で旅館「旅荘船越」の女将だった平野洋子さんが自殺していたことが明らかになりました。
1983年に父親・船越英二と母親が運営していた旅館に入り、湯河原温泉おかみの会会長などを務めました。
その後、うつ病を発症、一度は克服し2006年は闘病を基に執筆した「梅一夜」で湯河原文学賞最優秀賞を受賞しました。
女将業を続けるも、うつ病を再発。2009年10月には旅館を閉鎖していました。
病が悪化の一途をたどり、自分で自分の生命のコントロールができなくなってしまった。病気を治すための前向きな廃業です
2009年8月に更新した最後のブログでは、このように綴られていたそうです。
松居一代と共に参列した兄である船越英一郎は葬儀終了後、仕事先の京都へ向かったということです。
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船越は妻でタレントの松居一代(52)と遺族席で沈痛な表情。喪主の夫が「彼女の人生はいい人生でした」とあいさつすると、遺影を手に何度も大きくうなずいた。
近所の住民によると、昨秋にうつ病をテーマにした講演会を開催。「昨日まで起きられなかった」とあいさつしたが、講演ではよどみなく話していたという。
洋子さんは日大短期大学部を卒業後の1983年、俳優で父の故英二さんと母の琴子さん(元女優、長谷川裕見子=85)が経営する「旅荘船越」入り。俳優に専念した兄に代わる決断だった。90年には経営者兼女将に就任。
船越家は元々、東京在住だったが、40年以上前、ぜんそくになった英一郎のため、両親の判断で空気が澄み温泉もある湯河原へ。同時に両親は「旅荘船越」も開業し、6部屋の小ぢんまりした旅館だったが、おもてなしなど、客や地元の評判はよかったという。
洋子さんは10年近く、うつ病と闘っていた。国家公務員の夫との間に子供はいなかった。