深夜の公園、迷惑若者はモスキート音で撃退…5月に実験という記事より。
公園の遊具などの被害が全国的に相次ぐ中、同区内の公園でも、ベンチやトイレなどが壊され、その多くが夜間に集まる若者の仕業とみられるためだ。まず被害が多い公園1か所で、高周波音発生装置を設置し、効果があれば、ほかの公園にも導入する。装置の取扱代理店によると、公共施設での実験は全国初だという。
前に「大人には聞こえない音」聞こえます?というエントリーを書いたことがありました。大人になると聞こえない周波数帯があり、それを利用した着信音の話でした。
それはもともと子供と30歳以下にしか聞こえない不快な高周波というエントリーで書いていたのですが、騒いでいる若者を撃退するために発明された高周波の音だったのです。
ということでこの度、若者にしか聞こえない高周波を発生する装置が、東京都足立区の公園に導入されることになったのだとか。
実験で使われるのは、英国製の装置。一定方向に17・6キロ・ヘルツの高周波音を飛ばし、最長40メートル離れても不快に聞こえるのが特徴。
既にイギリスやアメリカでは9,000台以上が販売され、学校や公園の防犯対策として導入されているそうです。
日本では導入数も限られるようですが、千葉の住宅街にあるコンビニでは「例外もあるが、スイッチを押すと2〜3分で入り口付近にたむろしていた少年らがいなくなる」という効果が報告されているそうです。
変な音だしやがってこんにゃろー! って若者がキレないと良いのですが、公園のトイレを破壊するなどの被害が深刻なのだそうです。
ココで久しぶりに「モスキート音」を聴いたのですが、ぼくはまだ聴こえました(環境音の他にキンキン聴こえる)。あなたはどうですか? 結果ははてなブックマークでどぞー。
■関連エントリー
▼子供と30歳以下にしか聞こえない不快な高周波
▼「大人には聞こえない音」聞こえます?