「エイヤー」という単語は前前職くらい、ウェブ制作の会社に務めていた時に耳にしたことがあります。当時は「エイヤー」の意味はよく分かっていなかったのですが、入社したとき何それ!?と思った業界用語は…という記事で改めてその意味を知ることとなりました。なんだろう「エイヤー」って?
製造業界で飛び交う、【ピアス】や【エイヤー】という言葉。これは、アクセサリーでもなければ掛け声でもない。今回は、この言葉の種明かしも交えつつ、「業界用語」アレコレを集めてみた。
「エイヤー」の意味とは?
昔の職場に広告代理店の人が転職してきた時に、見積もりを眺めながら、
「じゃあ、ここはエイヤーでいこうか」
「ええ、そうですね」
みたいな会話をしたことがありました。
もちろん「エイヤー」なんて単語は初めて聞いた訳ですが、
「ちょっと頑張って予算を削ろうか」
みたいな「ちょっと頑張っちゃうか」ぐらいの意味だと思ったので「ええ」なんて言っていたのですが、どうやら思っていたのと違っていたようです。
業界内では”だいたい”という意味で使われ「エイヤーの金額」なんて感じで使われている。
ひえー、そうなんだ!
あの「エイヤー」は「だいたい」ってことだったんだ! 知ったかぶりして「エイヤー」に頷いていましたが、全く違う意味だと誤解していました。
「エイヤー」は何語?
「エイヤー」が業界用語だとして、これは何を語源としているのだろうかと気になりました。
調べてみると、スペイン語に「Ayer」があることが分かりました。しかし、これは「昨日」という意味なので、日本語の「エイヤー」の語源ではなさそうです。
「エイヤー」はやはり難しい?
改めて検索すると、やっぱり不思議に思っている人がいますね。
「だいたい」とか「おおまか」とか「おおよそ」の金額ってことですよ。
積算時間がないときや、急ぎで金額が知りたい時などに良く使いますね。
一種の方言みたいなものかもしれませんね。
もしかしてぶっつけ本番でとりあえずやる、という意味の「えいやー」でしょうか。
であれば、「この図面はエイヤーで作成した」というのは、詳しいデータなどが揃わないままにとりあえず作ってみた、というような意味になりますけど・・・。語源は「えいっ、やぁー」というかけ声からですね。
語源は「えいっ、やぁー」だって!? まさかの!?