東京V・菅原が世界最速!9秒で一発レッドという記事より。
15日に味の素スタジアムで行われたJ2東京V―鳥栖戦で、珍しい“世界記録”が生まれた。前半9秒、東京VのMF菅原智(32)が鳥栖の得点機会を故意に阻止したとして一発退場。開始9秒での退場はJリーグ記録を塗り替えるとともに、プロリーグでは世界最速記録となった。
東京ヴェルディとサガン鳥栖の試合で、珍しい世界録が生まれました。世界最速の退場記録です。
FW林が軽くボールを出し、それを受けたFW大黒が自陣にバックパス。だが、コロコロと転がるボールを見た鳥栖のFW池田が「ボールがあいまいになったんで、行こう」とインターセプトを狙って猛ダッシュ。
このボールを菅原智が焦ってトラップミスして、そこを池田に抜かれ、追いかけて倒して一発レッド、みたいな感じでしたね。
この間、わずか9秒だったそうです。
曖昧なプレイは良くないな、と思わされる出来事でした。パスを出すなら出す、受けるならきちんと受ける、と。
しかし、10人になってしまった東京ヴェルディですが、試合は2-0で勝っています。人数が少なくなって、プレイがシンプルになったことが奏効したようです。
試合開始から最も早い退場のJリーグ記録は、00年3月30日の浦和戦で鳥栖のGK高崎理貴、03年7月26日の大宮戦で横浜FCのGK菅野孝憲(ともにJ2)が記録した開始1分。
いきなり60秒を9秒に縮めてしまったのですね。世界に目を向けても、1990年にセリエAボローニャのFWロレンソが記録した10秒が最短だったそうです。
この記録はなかなか抜けないだろうなぁ。