ネタフルでも執筆中と紹介したことのある宇多田ヒカルの自叙伝「点―ten―」「線―sen―」が、いよいよ発売になりました。
宇多田ヒカルが宇多田光として、この10年を初めて振り返りながら書き下ろす懇親の文章にはじまり、オフィシャルライター松浦靖恵さんによるオフィシャルインタビューの総括、宇多田ヒカル語録などで構成。
宇多田ヒカルがデビューから現在まで続けているWEB日記「Message from Utada Hikaru/Utada」より
1999年2月19日から2008年12月9日までの書き込みを完全掲載
アルバム「First Love」ジャケット撮影の写真家・久家靖秀氏による最新の撮り下ろし写真
「点-ten-」では、デビューから結婚、離婚、曲が出来上がるまでの葛藤などを綴っているそうです。「線-sen-」では、デビュー以来続けている、ウェブ日記を全て書籍化です。いずれも400〜500ページという大作です。
ファンだったらどちらも購入するのでしょうが、本当の意味で自叙伝を読みたい人は「点―ten―」を選べば良いでしょうか。
思いついたように日米を行き来し、結婚・離婚を繰り返した両親に翻弄(ほんろう)された結果、9歳の時には怒りや不満という感情がなくなっていることに気づいたという。デビュー直後の騒ぎの中で、友達が記者から金銭を受け取って学校に案内していたこと。米コロンビア大では水泳の授業中、ストーカーまがいの男子学生に体を触られ、トイレで吐いたことも明かしている。
という内容が紹介されています。なんとなく、ものすごく淡々としているような気がする宇多田ヒカルなのですが、もしかすると生い立ちに理由があるのかもしれません。
紀里谷和明氏との破局についても振り返っているということです。