フィンケ監督「出るなら飲むな、飲むなら出るな」

飲んだら戦力外!フィンケ浦和が禁酒令!という記事より。

浦和が選手のコンディション管理のため、血液検査を新規導入したことが4日、分かった。血中の乳酸濃度などデータ収集が目的だが、試合直前の検査でアルコールが検出された場合、フォルカー・フィンケ監督(60)は選手に「戦力外」を予告。

浦和レッズが選手のコンディション管理のために血液検査を導入することになったのですが、さらにフィンケ監督は試合直前の検査でアルコールが検出された場合は、

「私は血液検査でアルコールが出るような選手と一緒に仕事をしたくない!」

ということで、試合には出場できないことが選手に通達されたそうです。生理学的な見地から指導するのが好きなフィンケ監督ですが、選手にストイックな環境を求めています。

持久力の指針となる血液内の乳酸濃度などデータを継続的に計測することで、選手のコンディションを詳細に把握できる。

疲れている/疲れていないかといった選手のコンディションがはっきりと分かるようになる訳ですが、同時にアルコール摂取も判別されることになります。

これまでのレッズは飲みながら勝つ、という独特のスタイルだった。香港リーグに移籍したFW岡野ら求心力のあるベテランが音頭を取り、時に酒席を設け、個性派がそろうチーム内の士気を高め、一体化することが多かった。

「飲みながら勝つ」というのはいい過ぎだと思いますが、確かに浦和レッズの選手は宴会が好きそうなイメージはありますね。

厳しい体調管理もそうですし、フィンケ監督が掲げるコンビネーションサッカーと育成路線を考えると、岡野や内館が戦力外になったのも分かるような気がします。