「iPhone」次のターゲットは任天堂とソニー?

[WSJ] iPhoneはDSとPSPのライバルになるかという記事より。

大きなディスプレイと強力なグラフィックス機能を備えたiPhoneとその姉妹品iPod touchは、任天堂のDSとソニーのPSPの強力なライバルとして浮上している。

携帯電話ビジネスを揺るがした「iPhone」の次のターゲットは、任天堂とソニーだ、つまりニンテンドーDSとPSPだ、みたいな内容のコラムです。

AppleはオンラインストアApp Storeで販売されたソフトの売り上げの30%を受け取る。だが30%をAppleに支払っても、「App Storeで販売するゲームは、当社が扱っているゲームの種類の中では最も採算性が高い」とセガ米国法人のサイモン・ジェフリー社長は語る。

実際にセガでは、10ドルの「スーパーモンキーボールicon」が50万本以上も売れているそうです。この売上はニンテンドーDSとPSPでヒットと考えられるレベルに達している、と。

Appleに30%を支払うので、セガには1本あたり7ドルが入るのですが、それが50万本だとして‥‥350万ドル。3億5,000万円ですか!

App Storeで販売している限り、流通コストもかからない訳ですからね。

「彼ら(ソニーと任天堂)のビジネスに、iPhoneが現実的な脅威を及ぼすように思う」とコメントする、元Electric Artsの幹部もいます。

「ソニーはAppleを大きな脅威とはとらえていない」ということですが、

それでもゲーム開発者の中には、任天堂やソニーではなくAppleを選ぶ者もいる。iPhoneゲームは製造コストが掛かるゲームカートリッジもないし、小売店への流通ネットワークも不要だからだ。

ということから「iPhone」を選択する開発者も。

まあ実際のところぼく自身はそれほどゲームはしないのですが、全てが「iPhone」の中にあって持ち歩くもの、コストをカットできる、というのはメリットに感じますね。

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