随分イジらせていただき…平山の懐の深さに感謝という記事より。
私にとりまして、07年ほど勉強になった年はありませんでした。担当した反町監督率いる五輪切符を賭けた長い戦いは、かつて経験したことがない胃が痛くなる思いの連続。また、随分とF東京の平山相太選手をイジらせていただきました。
あんまり誌面で平山をいじったものだから、自分の記事を読んだ母親から「平山くんにもお母さまがいらっしゃる。謝りなさい」としかれてしまったそうです。
そのしかられた話をさらに誌面で書いているのもどうかと思ったのですが、
一緒におもしろがってくれるなど、大物・平山選手の懐の深さに助けられる日々でございます
だそうです。
そういえば、ZAKZAKには平山相太の面白記事が多かったな‥‥。こういう事情があったのですね。
ということで、リンク集でもあればすぐに辿れたのですが、なかったので自分で探してみました。
ZAKZAKの平山相太イジり記事一覧です。
「今は海外に行きたくない。いいところなんですが、オランダの選手は、休みでも遊びに行くわけでもなく、何もしないでじっとしている。サッカーばっかりやって、何が楽しいんだと思う」
↑この記事がはじまりだったんでしょうか。
協会関係者が心配するのが、いまだに母親ベッタリの“マザコン体質”。オランダで突如、解雇通告された際も、代理人捜しに奔走したのは母親だった。
「夕刊フジ? え? ハナクソ王子? え、知りません。でも、いいんですよ。叩かれるのは慣れていますから」
「A子さんは国見高校時代から平山を追っかけていて、茨城県から通っているらしい。連日、平山に渡しているファンレターには『一緒に住むならどこがいい?』と、まるで婚約者気取り。平山自身は拒絶するわけにもいかず相当困っていて、かなり怖がっている」
普通、バカ扱いされれば怒り出しそうなものだが、なぜか平山は大喜び。「誰が書いたんですか。2位って、すごい高いじゃないですか」と大爆笑してみせた。
独占手記? 何を書くんですか? 1年を振り返って面白いやつ? そうですね。何字ですか? 1200字か、1600字ぐらい? ウーン、10万円ですね。
ボケの方も好調で、「ラマダンって何ですか。食べられない? 知りませんでした」とイスラム教徒の習慣にもわれ関せず。
「自分は現役を引退するまで結婚しません。サッカーで、お金を稼げる自信がありません」
「独立記念日の次の日が試合? マジすか!?(隣国)イラクはまだ(戦闘を)やっているんですか? 防毒マスクとか缶詰とか、懐中電灯を持っていきます」
「思ったより面白かった。Jリーグの歴史のビデオとか。メモを取ると時間つぶしになるし、字の練習にもなるし、脳の活性化にもなりますから」
「食べ物で我慢しているものは特にないっス。体重はいいけど、体脂肪率の公表はちょっと…」
その話を聞いた平山は、ニヤけまくりだ。“シャドーボクシング”ならぬ“シャドーヘディング”で、2度もジャンプして喜びを大爆発。
話題でも平山頼みだった地味なU-22に変化が起きているのは確かのようだ。
さらに問題なのは反町ジャパン首脳から、天然ボケを失った平山を救う有効な手だてが出てこないこと。
天然・平山らしい、自然派志向だ。
だが、現実を直視すれば、平山が直面しているのは、何よりもまず大分戦のベンチに入れるかどうか、ということ。10年に1人といわれた逸材も、トホホ…。
「久兵衛に連れて行ってくれるなら、飛んでいきますよ。おなかいっぱい食べるのではなくて、ペロッと食べたいんですよ」と“量より質”を強調した。
天然ぶりは健在の平山だが、五輪遠征で長くチームを離れたため公式戦に使われなくなった。この扱いにふてくされ、ナメた態度で練習を続けたことから原監督が激怒。
サッカー界のハナクソ王子こと、平山相太を忘れてもらっては困る。
女性ファンが叫んだ「ヒラヤマサーン」コール。平山のクビの反応はすさまじかった。
「国見の結束? 入らないとわかりません。(記者に)サッカー部に入ってください。3年間一緒に過ごして、それはもう上下関係というか、白と言ったら、黒も白になります」
「無事に北京に行けるように厄払いの意味も込めて、平山のスパイクに『南無阿弥陀仏』ってプリントさせようかな」
自分もベトナム戦で欽ちゃん走りを見せるかって? いったい、どういう記事を書こうとしているんですか
「練習中に1度だけ…。沈んでいるのはそのせい? 関係ないです」。強がってみせたが、そこまでいわれて何も感じない選手などいやしない。
「練習します。決めたかったです」とおなじみのセリフを繰り返したが、実は熊本合宿以来、連日練習はしているのだ。
DSライトを愛用する平山が、表情豊かに話すようになれば、ギャル人気アップとゴール量産と副産物がついてくる!?
「ボクにとっては生。つまり、生きるってことを見つめ直すためです。メンタルですよ」
「料理は不得意そうで、非常におっとりしたかわいい女性」
蚊の鳴くような声で取材に応じることもある平山だが、実は大のカラオケ好き。自声に自信アリ、なのだ。
本来危機感がなかったのは平山だったが、お株を奪われた形。
「年末年始は家でダウンタウンを見ていた」と平山。ということは、笑いのパワーアップの方はバッチリ。
「何か記事になること言えよ」(関係者)
シリアのダマスカス空港ではオレンジジュースを手に「日本円使えないんですかぁ」と報道陣からシリアポンドを借りて購入。
1年間を通して多大なマスコミ露出を続けながらも、今季はリーグ戦出場がわずか20試合で、5ゴール。
読んでいると「平山語録」のような気もしてきました。一言一言がネタになってしまうんだから、すごいですよ。平山がイジられキャラだったなんて知りませんでした。
それにしても、こんなにあって、一緒に楽しんでいるってくらいなんだから、平山相太も大物だなぁ。と思いました。もう目が離せません。