twitter.comドメインが廃止か|Xによる2段階認証の再登録通知から判明

9to5Macによると、Xが「twitter.com」ドメインを廃止(retire)する準備を進めていることが明らかになりました。Xが2段階認証の再登録を求めたことから、この動きが浮上しました。

「twitter.com」ドメインを廃止へ

Xの安全対策アカウント(@Safety)が、ハードウェアセキュリティキーやパスキーを2段階認証(2FA)に使用しているユーザーに対し、2025年11月10日までに再登録を行うよう通知しました。

この理由をXでは以下のように説明しました。

2FA方法として登録されたセキュリティキーは現在、twitter[.]comドメインに紐づけられているため、x[.]comドメイン用に再登録が必要になるということです。これにより、技術的にはtwitter.comドメインを廃止することが可能になるとみられます。

これはYubikeyやパスキーだけに影響し、他の2FA方法(認証アプリなど)には影響しないとのこと。

今回のtwitter.comの“廃止”は恐らく使用を停止するということで、現在のtwitter.comからx.comへの転送も終了すると、多くの外部リンクや埋め込み機能に影響が及ぶでしょう。

これまでtwitter.comからx.comへの移行は段階的に進められてきました。

「X.com」が「twitter.com」に転送開始(2023年7月)

【X】iOSアプリから取得するパーマリンク(URL)が“x.com”に変更されている(2023年8月)

【X】ついに「twitter.com」から「x.com」に変更される(2024年5月)

いよいよtwitter.comの使用を終了するという流れのようですが、影響範囲はあまりに広く、本当に実行されるのか注目されます。