9to5Googleが、Googleの検索アルゴリズムに関する内部文書「Google API Content Warehouse」がGitHub経由で漏洩していたことを伝えています。Google accidentally leaked docs about how Search worksという記事です。
This “Google API Content Warehouse” contains internal API documentation that explains to employees how the various components that generate Search results work.
Google、検索アルゴリズムに関する内部文書を誤って公開か
これらの文書は、SEO業界で働いていた経験を持つ、ソフトウェア会社「SparkToro」のRand Fishkin氏に渡され、公開されたものです。
この「Google API Content Warehouse」には、検索結果を生成するさまざまなコンポーネントがどのように機能するかを従業員に説明するAPIドキュメントが含まれており、2,500ページ以上あるとのこと。
この文書はGitHubで公開されていたのですが、Googleは恐らく誤って公開したのではないかとみられています。
このデータは、Google検索が検索結果を順序付ける際に考慮する要素を示していますが、最終的なランキングに対する各要素の重要性(重み)は明らかにしていないとのこと。
Rand Fishkin氏は、An Anonymous Source Shared Thousands of Leaked Google Search API Documents with Me; Everyone in SEO Should See Themという記事を公開していますが、漏洩したドキュメントが元Google社員によって本物であることが確認されているというメールが届いたとしています。
Kenn Ejima氏がXで概要をポストしていますので、あわせて参考にしてください。
Googleのサーチアルゴリズムが漏洩。
さすがにこの規模のリークは歴史上、初めてのことだと記憶しています。
そして、Google自身は否定していたもののSEO業界では長年疑われていたアルゴリズムの数々が実在していたことも明らかになりました。
2,596個のモジュール、計14,014個のランキング特徴量。…
— Kenn Ejima (@kenn) May 28, 2024