gooランキングに、実は「外来語」と知って驚いた言葉ランキングというのがありました。2位は「ポン酢」です。これはなんとなく聞いたことがあります。
しかし1位の「旦那」がサンスクリット語に由来していたというのは初耳でした!
実は「外来語」と知って驚いた言葉ランキング
トップ5は次のようになっています。
1位 旦那(サンスクリット語)
2位 ポン酢(オランダ語)
3位 だるま(サンスクリット語)
4位 たばこ(ポルトガル語)
5位 奈落(サンスクリット語)
サンスクリット語に由来するものが多いのですが、これらは仏教用語として伝来して定着したものなのでしょうね。
ちなみに「旦那」は「布施」を意味する「ダーナ」の訳語なのだそう(檀那とも書く)。Wikipediaによると「donation(ドネーション)」や「donor(ドナー)」も同じような起源と意味を持つそうです。
日本では寺院を助ける人として、布施をする人も意味するようになり、やがて奉公人が主人を呼ぶ際の敬称に、さらには女性が配偶者が呼ぶ場合にも使われるようになったそう。
ちなみに「檀越(だんおつ、だんえつ)」とも称されるそうですが、Wikipediaによると「檀家」は「檀越(だんおつ)の家」という意味なのだとか。なんだかいろいろ繋がりました。
「ポン酢」はオランダ語の「pons」に由来します。
「だるま(dharma)」は、Wikidpediaによると中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧の達磨大師で、サンスクリット語で「法」を表す言葉だそう。
他にも「刹那」や「三昧」「じょうろ」「イクラ」「オクラ」など、完全に日本語として使われているものがいくつもありました。語源を知るというのは楽しいものですね。