自分の小学生時代を思い返すと、クラスの女子は「◯◯子」さんが確かに多かったですね。身内にもいるし「◯◯子」に何か特別なものを感じることはなかったのですが、今や「昭和っぽくて美しい!」となるわけですか。
gooランキングに、昭和っぽくて美しい!「子」が付く名前ランキングというのがありして、2位は「ゆりこ」で1位は「れいこ」でした。
昭和っぽくて美しい!「子」が付く名前ランキング
トップ5の美しい名前は以下のようになっています。
1位 れいこ
2位 ゆりこ
3位 さくらこ
4位 かおるこ
4位 きょうこ
もう「れいこ」といえば加藤か白鳥かって感じなのですが、美しいというより高貴なイメージがありますね。麗子とか、麗しいという字のイメージでしょうね。
「ゆりこ」は小池百合子都知事がバーンときます。
「さくらこ」「かおるこ」は「さくら」と「かおる」でも成立しているところ、プラスして「こ」が加わっているあたりで、とても上品な雰囲気の漂う名前だと思います。
同様の「◯◯◯子」という名前が他にあるのかと調べたら「めぐみこ」「あきらこ」「まどかこ」という名前もあるそうです。いずれもお嬢様のような気品を感じます。
なぜ「◯◯◯子」という名前が生まれたのかについては以下のような推測をしている人がいました。
近代における名づけ事情から考えると、○子と言う名前がごく一部の上流層(公家・大名家)だけのものであったのが、明治以降に中流層(といっても現代の中流と違ってインテリ層・お金持ち層のこと)のもともと子のつかない名前に子をつけて上流風に見せるのが流行ったのが始まりだと思います。
あくまでも推測として「○子」が浸透していく中で、お嬢様ネームとして「さくらこ」や「かおるこ」が残ったのではないか、と。なかなか興味深い話です。
あ、あと「◯◯◯子」といえば「ゆるキャン△」の「各務原なでしこ」がいますね! と思ったけど「子」はひらがなでした。
「きょうこ」は小泉今日子と思わせつつ、ぼくはバービーボーイズの杏子さんです。