「Boot Camp」レポート記事、「Boot Camp」レポート記事2、「Boot Camp」レポート記事3に続き、「Boot Camp」レポート記事4をお送りします。
今回のレビューでは、Boot Campと新ファームウェアがどのような機能を果たすか、既存のBIOS互換ブートユーティリティ(XOM)との比較を交えつつ、その実像に迫ってみたい。ほぼ同時期に公開されたIntel Mac用の仮想ソフト「Parallels Workstation」とのベンチマーク比較も行うので、Intel Macのユーザはもちろん、マルチOS環境に関心を持つ読者諸兄にもご一読いただきたい。
海上忍氏の力の入ったレポートです。これは読み応えありました。技術的な解説、XOMプロジェクトとの違い(比較表あり)、Windows XP以外でのテスト、「Parallels Workstation」とのベンチマーク比較など、より詳しく「Boot Camp」について知りたい人にお薦めです。
AppleはBoot CampでWindowsの利用をはっきりと支持しているものの、ソフトのサポートはしない意向だ。その上、大手ソフトベンダーにはまだ、Boot Campを走らせているIntelベースMacで自社製品のテストを行う計画はないようだ。
ソフトウェアベンダーとしては、「何らかの理由でアプリケーションが動作しなかったら、サポートコストが増えてしまう」ということで、自社製品を「Boot Camp」ではテストしないという方向のようです。利用者はどこに問い合わせたらいいの? というあたりが欠けていると記事では指摘しています。