スマートフォン向けのカジュアルゲームを手掛けるエウレカスタジオが、初のVRChat向けゲームとなる「メテオノック(METEO KNOCK)」を2023年3月30日にリリースしました。
舞台は野球のスタジアムで、ここに巨大な隕石が襲いかかります。プレーヤーは巨大なバットを使い、それを打ち返すというシンプルなゲームです。2人で協力プレイすることも可能です。
エウレカスタジオが「メテオノック」をリリース
カジュアルゲームというのは、シンプルなゲームで、詳細な説明を必要とせずに誰でも遊べるようなゲームが流行っており、エウレカスタジオは全米1位になった実績があるそうです。
そんなエウレカスタジオを、スマホアクセサリーなど手掛けるトリニティが買収したのが2022年11月でした。
トリニティの星川社長がVRChatをはじめたのも2022年で、今回の「メテオノック」の開発は、VRChatとカジュアルゲームとの相性が良いことに星川社長が気づいたのでは‥‥なーんて、想像しています。
さて、リリースされたばかりの「メテオノック」ですが、シンプルなカジュアルゲームです。QuestでVRChatをプレイしている人なら遊べます。
巨大なバットを手に、空から落ちてくる隕石をガキーン、ガキーンと打ち返すだけのシンプルなルール。隕石同士をぶつけるとボーナスもありますが、とりあえず打ち返せば大丈夫です。
隕石が落ちてくる場所にサークルが表示されるので、素早くそこに移動して隕石を打ち返していく‥‥のですが、あらゆる方向から隕石が飛んでくるので、全方向に注意を払うのはなかなか大変です。
1人でもプレイできますが、やはり醍醐味は2人の協力プレイです。お互いに指示を出しながら、右に左にスタジアムを走り回ります! 熱い!
外側から見ていると簡単そうに見えるのですが(隕石を打ち返すだけですから)、見るとやるとでは大違いです。自分がプレイすると視野狭窄になって、全く反対方向がケアできないんですね。
ヤバい、落ちてくる、隕石が! という感じで、予想外に心臓がバクバクしてしまいました。座ってプレイしていたのになぜか全身に疲労感が。けっこう緊張したのだと思います。
ベータ版のテストのときから参加しているのですが、開発者の方がフレキシブルに次々にアイデアを追加していくので、恐らくリリース後もどんどん進化していくのではないかと思います。普通に全国大会とかあっても面白そうですよね。
実はぼく自身はゲームがあまり得意ではないのですが、数分で終えられるカジュアルゲームなら遊べるのですよ。だから、普段はあまりゲームしないんだけど、という人にもぜひとも体験してみて欲しいゲームです。
さあ、隕石を打ち返そう! ガキーン!