サントリー、炭酸水でビールの素を割る「ビアボール」発売へ

サントリー ビアボール 27000

この発想はなかった‥‥サントリーが、ビールの素を炭酸水で割って好きな濃さのビールを作れる「ビアボール」を発売すると発表しています。業務用中瓶は2022年10月4日から、家庭用小瓶は11月15日から発売です。

追記:家で呑んでみました → サントリー「ビアボール」呑んでみた!美味しい?まずい?

サントリー「ビアボール」発売

初見ではビール風飲料なのかな、と思ったんです。ホッピーぽいものなのかな、と。でも、ちゃんと読むと違います。「ホッピー」は焼酎をホッピー(炭酸)で割りますが「ビアボール」はビアボール(原液)を炭酸水で割るんですよ。

なので、その名の通りウイスキーを炭酸水で割る「ハイボール」に近いということになります。ハイボールを復活させたサントリーならではの発想ですね。

サントリーによると「ビール市場は2004年以来17年連続で前年割れが続いており、お客様がビールに求める価値も変化している」ということで、ハイボールだったりチューハイだったりが最近は人気です。

ビールのテコ入れという意味もあって「ビアボール」が発売されるのでしょう。

「ビアボール」の作り方

サントリー ビアボール 27001

作り方はハイボールにそっくりです。だから、氷の入ったビールです。

炭酸水で割ったものをビールと呼ぶのも不思議な気がしますね‥‥「ビアボール」ならではの醸造条件を確立することで、サントリーのビールとしては過去最高となるアルコール度数16%を実現。

原液状態だと日本酒やワインのようですが、氷を入れ炭酸水で割ってもしっかりとビールの美味しさが感じられ、時間が経過しても味わいと香りのバランスは崩れないそう。

気になりすぎる「ビアボール」

「ビアボール」自体がどんなものなのか気になります。

動画によると、原液のままでも呑めるらしい‥‥ウイスキーみたいだってコメントがあります。

薄かったり濃かったり「自由」が強調されていますが、自由にはねぇ‥‥責任がねぇが‥‥伴うんですよぉぉぉ! 二日酔いという責任がぁぁぁ!

そういう意味において、16%というのは非常にリスキーなビールでもあると思いますね(あくまでも人によりけり)。

麦芽本来のうまみと深いコク、フルーティで爽やかな醸造香が楽しめるという「ビアボール」を、早く呑んでみたいです!

秋発売って随分と先だと思いましたが、公式サイトによると先行して体験できる店舗がいくつかあるみたいです。

商品概要

・価格

業務用中瓶 500ml 862円 16%
家庭用小瓶 334ml 698円 16%

・発売期日

業務用中瓶 2022年10月4日
家庭用小瓶 2022年11月15日

※業務用中瓶は7月5日から数量限定で先行発売

プレスリリース