VRを楽しむためのヘッドマウントディスプレイ「Meta Quest 2」が、頭から外すとすぐにスリープしてしまってお困りの方はおられませんか?
ぼくもVRChatをしていて、トイレなど中座して戻ってくるとスリープしてしまってワールドが満員で戻れなくなってしまった‥‥という経験があり、できればスリープしてほしくないと思っています。
ということで「Meta Quest 2」のスリープをできるだけ無効化する方法を説明します。最近、Twitterで知った100円ショップグッズも試してみました。
自動スリープの間隔を長くする
まずは「Meta Quest 2」の設定で自動でスリープするまでの間隔を長くします。
「Meta Quest 2」内のメニューから「Settings」を開き「デバイス」の設定から「電源」を選びます。
※右コントローラーの親指あたりにある「O(横に倒したようなロゴ)」メニューからアプリ一覧を開くと、中に「Settings」があります。
そこに「ヘッドセットをオートスリープ」という項目があるので、これを変更します。最大で4時間まで設定可能です。
最大の4時間に設定しておけば、ほぼ普段遣いではスリープすることはなくなるのではないでしょうか。ただし、スリープしないのでバッテリー消費はします。
顔を検出するセンサーをふさぐ
続いて「Meta Quest 2」が装着されている状態かどうか検出するセンサーをふさぎます。
装着している状態かどうかを判断してスリープするのは賢いのですが、少し席を外すことなどもあるので、痛し痒しのところもあります。
これまでは養生テープやガムテープを使って強引にふさいでいたのですが(いちおう効果はあったと思う)、100円ショップに最適なグッズがあることをTwitterで知ったので、そちらを試してみることにしました。
ベタベタと貼っていたテープ類を剥がすとこんな感じで穴が空いています。センサーはこの奥にあるわけですね。
ダイソーで購入したのが「ウェブカムカバー」という商品です。3枚入って110円です。
スマートフォンやタブレットのカメラを物理的にふさいでしまうシールのような商品です。
この「ウェブカムカバー」が便利なのはフタの開け締めができるという点なのです。たいへん小さなものなので、落とさないように気をつけてください。
裏面のブルーのシールを剥がし「Meta Quest 2」のセンサー部分に貼り付けます。
位置確認しながらが良いので、フタを開けてセンサー部分に合わせると貼りやすいと思います。
フタを閉じて15分くらい放置して、確かにスリープしないことを確認しました。
実はセンサーだけではなく、ヘッドマウントディスプレイ本体やコントローラーの動きも検知してスリープするかどうか判断しているそうなので、それをしないようにするのが先ほどの自動スリープの設定となります。
センサーをふさぐ&自動スリープを長くする‥‥で「Meta Quest 2」のスリープをできるだけ長く無効にするという方法でした。
ちなみに小さくて貼りにくくて1枚は失敗しました。でも3枚入っているので、安心して挑戦してください(そこまでは難しくないです)。
スリープしてほしいときもあるかもしれないので、完全にふさぐのではなく、開け締めできるというのが「ウェブカムカバー」のメリットでしょうね。
↓ダイソーに行って探すのが面倒な人はAmazonでも340円で買えます。