ぼくも普段はコンタクトレンズなので、メガネにした時の「Quest 2」の使いにくさというのはよく理解しているつもりです。というか、メガネだと顔が痛すぎてVRは諦めています。
そんなメガネのVRの民も、手元に古いレンズがあったら「Quest 2」で活用できるかもしれません。
「Quest 2」古いメガネのレンズの活用方法
メディアアーティストの八谷和彦さんが、メガネのレンズ交換をして手元に残った古いレンズを「こうして…こうじゃ!」と「Quest 2」に流用した方法をツイートしていました。
メガネはZoffなんだけど、レンズのコーティングが剥がれできたから、レンズだけ新品に交換したのね。
で古いレンズの用途を考えて、思いつきでQuest2に「こうして…こうじゃ!」とやったら手間の割には想像の五倍くらい快適だったので、メガネのVR民はご記憶に留めておいていただければ。 pic.twitter.com/gwNmRGVPsy
— 八谷和彦 (@hachiya) February 10, 2022
よもやよもやのレンズ、ベタ貼り!
でも、これでちゃんと見えるのですね。レンズとレンズの間にスペーサーのようなものが必要なのかと勝手に思っていました。
八谷さん曰く「手間の割には想像の五倍くらい快適」とのことで、手元に古いレンズがあるというVR民は、試してみる価値があるのではないでしょうか。
ちなみに、本格的に「Quest 2」をメガネ対応するなら、アタッチメント付きのレンズをAmazonなどで購入するという方法もあります。そんなに高くありません。
詳細な方法は、いぢま氏がレポートをブログに書いています。
欲しい度数がないとか(ぼくは目が悪すぎて↑だとない)、八谷さんが追加でツイートしているように「自分は強度近視なのと乱視入ってるので、合うのないのでは??」という心配もあると思うので、手元にレンズはあるという人は、ベタ貼りを試してみる価値はあると思います。
3Dプリンターでアタッチメントを印刷して装着
ぴちきよさんが、ツルが折れてしまった眼鏡のレンズを、3Dプリンターで印刷したアタッチメントと組み合わせ、Quest 2に装着してうまくいったことを報告してくれました!
Quest 2のメガネ用アタッチメントは、3Dプリンター向けのデータ共有サイトからダウンロードすることができます。今回はこのデータを利用しているそうです。
レンズの形状にあわせて、2種類の形がダウンロードできるようになっているようです。
もちろんレンズのデザインは千差万別なので、ありものを印刷したままでジャストフィットとはいかない場合のほうが多いとは思いますが、若干の補正で固定できるのは安心感があるのではないでしょうか。
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「サイズ微調整必要だけどひとまずめっちゃ快適になった!」とぴちきよさんはツイートしています。