日産、メタバースにバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を公開 #VRChat #NissanCrossing

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急激にメタバースが注目されており、ここからこぞって企業が参入してくることが予想されますが、いきなり日産自動車がメタバースのVRChatのワールドとして、2021年11月4日よりバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を公開しました!

メタバースに「NISSAN CROSSING」開設

日産が銀座で運営している「NISSAN CROSSING」という実在する施設がありますが、それをそのまま仮想空間上に再現してしまったのが、バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」です。

先立って体験会が開かれ、ぼくも参加したのですが‥‥いやはや、本当に銀座の「NISSAN CROSSING」と全く同じなんですよ。なぜ同じかというと、データ作成のための設計図として本物が使われているからなんですね。

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何度も銀座のリアル「NISSAN CROSSING」に足を運んだことがあるので、ここがこう、ここがこう、というのがそのままバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」として再現されていて、なかなかの驚きがありました。

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会場内には電気自動車「日産アリア」の展示も行われており、見上げたり、回り込んで見たり、実写を見ているような面白さがあります。

まだリアルの「NISSAN CROSSING」に足を運んだことがない人には「これがそのまま銀座ににありますよ!」と伝えたいところです。

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バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」は、VRChat内に公開されており、誰でも自由に訪れることが可能です。またイベントなどにも自由に使って良いそうです。

日産は今後、デジタル上での新たなコミュニケーションの場の一つとして、このバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を活用し、新車発表会や講演など様々な発信を行っていくとしています。

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日産広報の鵜飼さんは「NISSAN CROSSING」の2階で行われた説明会の中で、次のように語っていました。

「VRにより多様で新しい体験を提供したい。実際の展示で難しいものもVRで可能になるのでは。今後はコミュニケーションの場として使っていただきたい。銀座と同じように会場を自由に移動することができる。カフェでラテアートも楽しめます」

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ラテアートは2種類が用意されていました! Oculus Quest 2にも対応していますので、VRChatユーザーの方はぜひ体験してみてください。

今後のコンテンツとして、年内に「NISSAN CROSSING」を電気自動車で出
発し、地球温暖化について考えるツアーを予定しているそうです。

メタバースで、やっちゃう日産

日産は古くから継続してブロガーイベントも開催し、深く繋がる濃いコミュニケーションを大事にしているという企業イメージが強くあります。

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日産自動車ほどの規模であればマス向けに広報する手段は色々とあるはずですが、そうではないところで深くコミュニケーションするための一環として、今回のような新しい取り組みがあるのでは‥‥と思っています。

こうした取り組みは入口としては小さいのですけど、着実に濃いファンを増やしていくのですよね。個人的には演歌戦略と呼んでいますが。

今後も、日産自動車による継続的なコンテンツ配信が行われることを期待したいです。

バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」制作陣

今回のバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」は、VRの第一線で活躍する人たちが制作スタッフとして携わっています。素晴らしいですね!

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制作協力クリエイター

VR蕎麦屋タナベ
イカめし
たね
あおみ
nyantel
りーふで
SUSABI
森尾
よいかみ
桜羽ことね
匠@バーチャルセーブポイント職人
sono
ひゅうがなつ
NEJI