【Apple Watch】バッテリー消費と充電サイクルのレポート【Series 6】

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長いこと「Apple Watch」に手を出さなかった一番の理由は、バッテリーの持ちでした。初期のモデルは1日分のバッテリーがギリギリというイメージがあり、さらに充電に時間もかかるとなると、睡眠時のアクティビティが取れないな‥‥と。

長らくそういうイメージでいたのですが「Apple Watch Series 6 40mm」を試させてもらったところ、思っているよりバッテリーの持ちが良いことが分かりました。このくらいなら便利な機能とのトレードオフで使っても良いと思えるレベルです。

というか、これなら自分の生活に投入しても十分に活用できそうだと思い「Apple Watch Series 6 44mm」を購入してしまいました。

話を見たり聞いたりしていると、やはり「Apple Watch」の一番の懸念がバッテリーの持ちだという人は多いです。同じように初期のイメージを持ったままの人も少なくないと感じました。

それを払拭できるかどうか分かりませんが「Apple Watch Series 6ならこんな感じで使えますよ」というのを、40mmと44mmを約1週間ずつ使った実測データでご紹介します。

「Apple Watch」購入の参考になれば幸いです!

「Apple Watch Series 6」バッテリー消費と充電サイクル

Apple Watch Series 6 40mm」を1週間、そして「Apple Watch Series 6 44mm」を1週間使いながら、充電のタイミングでツイートしてきた数値をまとめたものです。

充電タイミングに関しては、毎日のシャワー時です。これは時間帯は22時〜24時くらいの間で揃ってはいません。あくまでも日常生活の中での使い方での充電サイクルです。

充電開始時のバッテリー残量と、充電時間、充電終了時の残量をツイートしていました。ほぼ1日30分くらいの充電時間で、100%まで充電することはありませんでした。

Apple watch battery used

当然ですが44mmの方がバッテリー自体は大きいのですが、ディスプレイサイズが大きいことなどもあるからか、公称の稼働時間は同じ最大18時間となっています。

40mm使用時は初めてのApple Watchということでプッシュ通知の量など使い方が最適化されていなかったので、44mmよりもバッテリー消費は多いと思います。感覚的にはバッテリー使用に関しては、それほど違いはないのかな、という印象です。

同じく40mm使用時ですが、40時間は普通に使えていました。1日半くらいは充電せずに安心して使えるようになっているかな、と思います。

44mmでのバッテリー消費は、平均すると44.6%/日です。残量10%になると省電力モードに移行するので、無理なく使うには1日1回の充電が理想的です。充電時には平均して1.39%/分で増えます。30分で40%増が目安です。

とはいえ、ランダムなタイミングで充電するよりは、毎日決まったタイミングで少量ずつを充電するというのが、無理なくApple Watchを使い続けていく秘訣かな、とも思いました。

シャワー時にはApple Watchを外す人がほとんどだと思うので、夜に30分程度なら無理なく生活にも組み込みやすいと思います(加えて朝の支度時に充電するという人もいます)。

手軽に充電できる環境も大事だと思い、3Dプリンターで充電ドックも印刷しました。置くだけなので簡単です。

Apple Watchを使う目的は何か?

このデータを見て「これなら無理なくApple Watchを使えそうだ」と感じるか「毎日の充電は面倒だ」と思うかは、人それぞれだと思います。

時計としての使い方やアクティビティログを取るのがメインなら、1週間くらいは充電なしで使えるのが理想でしょう。そういう使い方はApple Watch向きではないと思います。

この充電サイクルなら使いたいと思った理由としてはいくつかありますが、Apple Watchならではだと感じたのは、アクティビティ機能でした。アクティビティの目標を設定し、それを実現するため以前よりも動くようになりました。

アラフィフになるとやはり健康を意識します。何もしなければダラダラと何もしない状態が続いてしまっているコロナ禍の1年ですが、Apple Watchを使い始めたここ2週間は以前よりも動いているようです。

ものすごく運動しているというわけではないのですが、多少は活動的になっています。無理すると続かないので、そういう“ほんの少々”みたいな日々の積み重ねでアクティビティを増やせるのも、Apple Watchのメリットかな、と思います。

夜間の睡眠ログ(心電図や酸素飽和度含む)も取りたかったので、シャワーの時の短時間の充電で済むというのも良い発見でした。

というような使い方ができると分かったときに、Apple Watchは決して高いものではないし、充電サイクルも回していけるなと思い、実際の購入に至ったというわけです。

万人にオススメするものではありませんが、アラフィフくらいで「健康のために何かしたい」と思っている人には、活動量を増やしたり、自分の身体を管理する良いきっかけの1つになるのではないかな、とは思います。

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