リッスンジャパン、音楽配信サービスListen Music Storeを6月に開始することを発表しました。
トランスコスモスとリッスンジャパンは5月31日、音楽配信サービスListen Music Storeを6月9日に開始すると発表した。リッスンジャパンが運営する音楽検索サイトListen Japanと連動させ、アーティストレビューや推奨楽曲の紹介などと組み合わせることでダウンロード購入の利用を促進させるという。
エキサイト、OCNに続きリッスンジャパンも音楽配信サービスに参戦です。ただ、先行している2サイトと比較すると、利用者が少ないような気がするので、その辺をどのようにカバーできるか、ですね。音楽配信自体が日本では未知のサービスですので、その辺はマイナスにならないと思います。逆に、やり方によってはトップシェア獲得も可能なのではないでしょうか。
楽曲の税込み価格は1曲270円。バンドル購入時は1575円~2400円。
他社サービスと大きな差はありませんね。
配信予定の楽曲数は、サービス開始時点で約1万曲。順次楽曲の数を増やし、2004年度内には40万曲の提供を目指す。サービス開始時に参加するレコード会社は東芝EMIのみ。今後の参加予定については公表していない。
どれだけ楽曲の種類を増やせるか、にもかかってきます。
■関連記事
▼リッスンジャパン、楽曲を有料配信する「Listen Music Store」を開始
プレーヤーはWMRM9シリーズ対応プレーヤーを使用し、同社ではクリエイティブの「NOMAD Jukebox ZEN Xtra/NOMAD MUVO2」と、Rio Japanの「Karma/Nitrus/Eigen」での使用を推奨している。
配信する音楽コンテンツは、WMT(Windows Media Technology)を採用し、新たにプレーヤーをインストールする事なく利用できる。DRM(Digital Rights Management)は WMRM9(Windows Media Rights Management)シリーズを採用して、同 DRM 技術に対応したポータブルプレーヤーへの転送が可能だ。
▼「今年度内に40万曲を目指す」、リッスンジャパンがネット音楽配信
同配信サービスは、システムとしてポータル・サイトやISP企業などにも提供する。このシステムには音楽データベース、DRM管理、データ・ホスティング、決済機能などを含んでおり、音楽ダウンロードの仕組みをワンストップで提供するという。「既に各社で構築している決済システムとの連携も可能で、顧客の既存会員ビジネスへの短期間での導入が可能」(両社)とする。