AbemaTVで生中継中です。吉本興業の岡本昭彦社長は記者会見の冒頭で「宮迫博之君と田村亮君にあのような記者会見させてしまったことに深くお詫びする」と語りました。
岡本昭彦社長会見のメモ
・処分を撤回
・全力で改めてミーティングをしていつの日か戻って貰えるなら全力でサポートしていければと思っている
・伝えたいことは2点
・コンプライアンスの徹底、芸人・タレントファーストで物事を考えるということ
・これが徹底されてこそ吉本興業は愛され信頼される会社として社会貢献できると信じている
・結果的に反社会的勢力から金銭を受け取る事態が発生
・会社に対して不信感を募らせ会見を行わせしまうような結果になった
・これは全て私の責任
・より反社会的勢力の排除を含めた、全員社員を含めて共同確認書を取り交わす準備を進めていく
・コンプライアンスホットラインは全員に電話番号を徹底し、いつでも困ったらすぐに連絡を貰える体制を構築していきたい
・意志が定まらない状態で会見することはかえって芸人を傷つけてしまうという私と、一日も早く謝罪したいという芸人との間で正しい意思疎通ができず、結果として本人たちに辛い思いをさせてしまった。申し訳なかった
・タレント社員を含めて吉本興業は全員がファミリーであると考えている
・タレントが最高のパフォーマンスをできるように我々がその環境を作っていかなければならないということに関しては一度もブレたことはないと思っている
・しかしその思いが本人たちに伝わっていなかったのは一番の反省点
・コミュニケーション不足を痛感
・もう一度一から見直して考えていく所存
・宮迫君と亮君は笑いを届ける芸人であり、自分らしく生きていける環境になかったことに、芸人ファーストが実現できてしなかったことを心からお詫びしたい
・もし彼らの気持ちが受け入れてもらえるものであれば(30秒ほど言葉の詰まる。すいませんと涙をぬぐう)‥‥同じテーブルで彼らの思いに耳を傾け最善の解決策を考えていく(手で涙をぬぐう)
・今回の件に関しても明石家さんまさんに「芸人のことを考えてやって欲しい。もちろん会社の立場もあるだろうけど、もし解除するんやったら俺が手伝ってやってもいいか」とも言われた
・松本さんからは「そういうちょっと間違いを犯した子たちをサポートできるような環境を作って。それは俺も手伝う」ということもおっしゃって頂きました
・その他、いろんなタレントさんやあるいは大阪で頑張って頂いているベテランの方が(鼻をすする)失態激励を受けました
・会社としてはこのような本当に素晴らしい芸人・タレントさんの思いに答えきれていないことを非常に反省
・これからそうした思いを受け止めそのような受け止められる組織を作ることを実現できるよう進めていければと思っている
・以上の通りコンプライアンスの徹底、芸人・タレントファーストの取り組みを必ず進めて、世界中の人に笑顔を届けられるような会社を目指していければ
・この2つのことに関して社長として至らなかったことの責任として50%の減俸を1年間、会長の大崎も同様に50%減俸を1年間
・加えて吉本の芸人を応援して下さっている方々、テレビの前でお笑いを楽しにして下っている方々、吉本に所属してくれている才能溢れるお笑いを志す人やアーティストやスポーツ選手等、全ての芸人、タレント、社員、全員は宮迫君と亮君の会見を見て不安を感じたと思う。
・冒頭に事実経過を説明したが本日は皆さんが疑問に思っている、不審に思っていることに正直にお話をする機会を頂きたく思い会見に至った
質疑応答
リポーターカワチ
処分の撤回の理由がはっきりしない。松本人志さんの影響なのか。さんまさんの話なのか。何を持って撤回するのか。
岡本社長
撤回は会社の意志。タレントさんから色々な話を頂戴した。全ては一昨日の2人の記者会見を、2人だけでやらせてしまったということにおいて、心苦しい気持ちと辛い気持ちをさせてしまったことを踏まえて、改めて彼らが分かったといって貰えるのであれば、ミーティングの席について今一度、きちんと話を聞いて、そこからやれればいいんじゃないかということで、そういう判断をしました。
吉本サイドが2人の気持ちを理解していなかった、吉本に間違いがあったということか?
我々なりには色々な経緯がある中で、どこかで思いや気持ちが、あるいは意思疎通も含めてあったと思っている。スタッフ含めて進めてきたが、思いが至らなかったということに関して、改めてミーティングができることを望みたいと思っている。
誰の何を解除するのか?
色々な報道があると思うが、会社としては宮迫君の契約解除の撤回、田村亮君に関しては直接契約解除という会話は最終的にはしきれていなかったので、そういう意味で処分とは思っていないが、彼の気持ちがそういう気持ちだと漏れ伝わっているので、改めてということで。処分を見直して話し合いができれば。
いちばん食い違いは宮迫さんも田村亮さんも引退してでも謝罪したかったようだが?
7月6日に彼らと直接話した。前日の夜に別のタレントさんから電話があり、宮迫君が引退する、なので記者会見をやらせて欲しいといった内容の連絡が、あるタレントからぼくのところにあって。ついてはぼくと話をしたいということで、そのタレントさんには「分かった。早い方がいいからすぐに会うよ」4名で会った。他のタレントからも言われた。前日のタレントも6日に話したタレントも「引退だけはさせないでください」と。「引退しないと記者会見できないんですか?」「全くそんなことはないよ」その時点では誰もそんなことは言っていないし。そうしたら「引退させないでください。でも記者会見はさせてあげてください」という話があった。その時、それぞれに「分かった。引退は絶対にさせないようにする。記者会見は彼らがしたいという思いをきちんとできるように。ただそれは今日2人と話してまた報告するね」ということで彼らと会いました。そういう考えをそれぞれから聞いていたので、彼らが会社に来てくれて、彼らと打ち合わせをする最初のところだと思うが「引退はさせないよ。記者会見はやるよ。でも時期は会社に一任して欲しい」という話をした。
男性
社長の言葉で「テープはとってないだろうな?」と言った意味は?
岡本社長
金銭をもらったということまではそこで分かったので、そういう被害者にあわれた方々からのお金でもありますし、朝の9時くらいから1回目のフライデーさんに出た4名と2回目に出た7名に会社にきてもらって、4名と7名を別々の部屋で謹慎ということと、そのプレスリリースを見てもらうことと、その後のコメントの打ち合わせで話を進めていたところ、2回目の7名に関してはスムーズに終わり、一方1回目の4人のほうは非常に時間がかかっており、他方、各局、関係各所に伝える準備、あるいはリリースする時間等ある中で、時間がかかっているということで連絡があったので、その4人がいるミーティングの部屋にぼくも参加した。そこにはうちのスタッフ2名と法務の人間と顧問弁護士と‥‥
会話が流れたらつらいという思いがあったのでは?表に出されたら困ると
「テープをとってんちゃのう」というのは、ぼく的にはそのミーティングに参加をして、その打ち合わせがなかなか進んでいなかったので、その喋りづらいのか、環境が違うのか‥‥なので、4人に退出してもらって、ぼく一人と彼ら4人で向き合った時に、一つは冗談で「テープとってんちゃうの」と言ったら‥‥
冗談だったんですか?
全くうけいれられず、全く笑われることもなく。
それが信頼関係を壊したとは?
一方でぼくとしては、もらっていないことからはじまりもらっていたこと、金額がなかなか判明しないこと、会社としては全力でやりながらも、もしお互いに不信感があるのならそれは良くないと思いながら、そういう冗談というか、和ませるというか‥‥
はい、分かりました。レポーターの石川敏男でした。
週刊大衆ワタナベ
こういった騒動が大きくなったことは宮迫さんの嘘が大きいと思っている。具体的に宮迫さんは何度そういう嘘を会社にして、金額等が分かるまでにどういう説明をしたのか
岡本社長
彼が嘘をついたというのは、貰ってないといったところから、貰っているといったことは嘘だったということ。それ以外は彼がどれを嘘でどれがほんまか‥‥ぼくらも二転三転している中で、その時にいろいろな気持ちもあるなかで、ここがこうここがこう、というのはなかなか難しいというか、明確に何個ということでもないかな、と思う
TBSビビットのジョージ
金銭授受の報告を受けた際に「静観です」という話があったというが?
岡本社長
静観という言葉を使ったかは定かではないというか、その時に藤原が‥‥
簡単に言ったか言わないか?
藤原
はっきり覚えていない。どうやら受け取っているらしいという話はあった。全員集まって話を聞こうと集まった。周りのメンバーが受け取ったということだったので、宮迫さんも受け取ったんかな‥‥と。聞いていたのと全く違う答えだったので、正直、信じられない、びっくりする状況になっていた。各関係者のみなさんに謝罪も含めて報告していた件と全く異なるので、とにかくびっくりしてこれからどうしようかと。しっかり確認作業をしないと。いい加減な報告に行くわけにいかない。これはちゃんと聞いて、対応も含めて考えていけないと、静観というと動いていないということになってしまうので、しっかり確認作業をしないといけないという状況になっていたと思う。
亮さんが会見したいといった際に、してもいいがしたらく首だと言ったことは事実か?
力があるという言い方はしない。首にするぞといった経緯としては、24日のミーティングの膠着‥‥というか、そのスタッフ4人と話しているところにぼくが入っていって10分くらい聞いていたんだが、亮君は会見したい、金額を言いたいとか、宮迫君はそれはちょっととか、それぞれがそれぞれのことをずっと話をしていて、本当に大事なことというか、反社会的勢力の方からお金をとられた被害者の方がおられるということが、その時点でやり取りをみていてぼく自身が感じられなかったので、4人に出てもらって、ぼくのだめなところですが、和ませようとしてテープ云々とか、自分らいい加減にしようよという話をしていく中で、もちろん彼らの不安な気持ちは分かりながらも、被害者への思いみたいなものが伝わってこなかったので、家族というか、身内というか、もうええかげんにせえというか、個人バラバラで言うんやったら、もう勝手にせえ、と。会見するんやったら全員クビや、と言ったんですが、ぼくとしては身内の感覚的なことと、伝わらなかったのはぼくのよくなかったところ。
圧力ではない?
全くそういうつもりはなかった。彼らにとってみれば被害者のことは思っていないということはないと思うが、その時の状況だけをみると彼らの不安な気持ちも含めて、そりゃいろいろあるし、調査の過程でしたから、ただ貰ったということにおいて、それはものすごくだめなことなので、そのことにおいて、その時点においては、そんなに思っているとは思っていなかったので、ものすごくやり取りが悲しいというか、情けないというか‥‥父親が息子に「勘当や」という感じだったので、でも結果、伝わっていなかったので、距離感ということにおいてはギャップがあった、と、それはぼくが大いに賛成しなれければならない。
納税のこと、寄付のことがクリアにならないと会見すべきではない、とのことだったが、被害者の気持ちを大事にすべきといった話のある中で、謝りたいと言っているのになぜ会見させなかったのか?
いま思うとそうだったんだと思う。ああいう形にさせてしまったということだから。そうだったんだなということだと思う。ただ、当時の状況でいうと、正直、貰ってないというところから始まったので、ある段階で貰っているとなり、プラス人も増え、もう本当にヒアリングをし続けてきた2ヶ月なので、そのもちろん彼らの気持ちは分かりながらも、最終的に11人のタレントが金額の大小は関係なく、このことに関してお金をもらったことの、重大性というか、それはもちろんそれぞれの思いは分からながらも、とにかくヒアリングして調査してヒアリングして調査して、一方でお詫びの仕方や納税のことなど、個人の思いを受け止めるには、あまりにもぼくらとしては‥‥ちょっと短期間でいろいろなことが起こっているというのは、そこでも気持ちを考えるべきだったと思うが、我々にも余裕がないといったらおかしいが、なかなか金額も確定せず、一方でそれぞれのもらった額もなかなか合わず、いろいろなことがあったので、彼らの思いも分かりながら、踏み込めなかった、寄り添えきれなかったのは、今となったら反省点。
ブロゴスシマムラ
在京5社、在阪5社は株主だからといったのは事実か?またその意味は?
法務コバヤシ
7/12の面談。その中で会見の話となり、亮さんから会見を生中継したいという話があった。それに対して吉本は株主がいるから、生中継にするにしても時間帯を配慮しないといけないですよ、と弊社弁護士から先方弁護士にしたいというのが事実。
日本テレビスッキリアベ
芸人ファーストという言葉を使ったが。いわゆる芸人、社員も含めて何も言えない吉本という会社、恫喝すると加藤氏も言ってます。そういう社風の認識は?
岡本社長
今日の加藤君の話も聞いて、加藤君に関してはこの会見を見てその後ミーティングすると先ほど話しているが‥‥ないとはいうないと思う。そういう全員が喋りやすいというところまでは至ってないと思う。それはぼくの力不足、反省するところだと思っている。
進退は減俸で済ませる?
そうですね‥‥まあ‥‥取締役とも相談して減俸の料率や期間等もあるのであれば相談する。進退に関しては‥‥この状況というのは、まだまだ色々な調査があるので、このことをしっかりやりきることや、全力で変えていくことをやらなければいけないことかな、と。
社長が変わらなければ刷新はないのではという声もあるが?
ぼく自身がどこまで変われるか、まず自分自身を変えていこうと思っている。
newspicksカタヒラ
岡本社長から会見しても連帯責任でクビにするという文脈で話はしたのか?明確にして欲しい
岡本社長
‥‥まあ‥‥ぼくこうしたい、ぼくこうしたいというのがあったので‥‥たぶん‥‥会見したいといったところに多分言ったんじゃないかと思う。
会見してもいいけど、と前提がつくと、そもそも会見をさせないという恫喝にみえるが?
まったくもってぼくの悪いところでしかないが、本当にその被害者のことを‥‥
社長がいった言葉が被害者のための文脈になってないですよね?
あの‥‥会見を止めるとか止めないではなく‥‥その言ってること自体‥‥というとおかしいが、会見を止めるとかそういうことでも全くなく、本当にまあ情けない話だが‥‥本当に情けないが、そういうことを分かってない(何をいっているか支離滅裂になってしまったので書き留められず)
会見をやるなら連帯責任でやめさせるといったんですよね?
別に会見というものをこう‥‥フォーカスしてとかっていうつもりは全くなく、本当にやり取りの中で言ってしまったということ以外にないので、全くもってだめなところなので、本当に反省している。
加藤さんが岡本社長はそのような人です、若い人たちにそういうことをしている、会社の人に恫喝しているのも見ている、といったいた、日常的てきにパワハラしているようだが事実か?
若い子らに怒っているということはあった‥‥今は‥‥今回もありましたから、ぼくが反省するところだと思う。
反省するところということは、そういうことをしていた?(笑)
若い頃は恫喝とは思っていないが、強い口調で当時怒ったりはあった。
今はどうか?
今は‥‥部屋で一人でいるんでないと思う。
入江さんの処分はどうする?
まあ‥‥そういうお金をもらって、しかも直接ということで、仲介をしてるということにおいては、今のところ処分を変えるつもりはない。
フジテレビとくダネ!キシモト
亮さんや宮迫さんにいったとされる言葉、クビとか連帯責任とか、それは簡単な返事でよいが、パワハラだと思うか?
岡本社長
ぼくは身内の意識だったので、家の中で怒っている感覚でしかなかったが、でも、それはそういうことではなかったと。
パワハラだと思うか?
ぼく的にはそんなつもりはない。結果として相手にそういう思いをさせてしまったのはダメなところ。
パワハラだったと思っているということですね。
相手がそう感じているならそういうことですね。
お二人が言ったとされる言葉に反論できる部分は?事実と違うところは?色々と強い言葉もあったが。
反論というか、意思の疎通ができていなかったということでぼくが悪かった。
では全て本当ということでよろしいか?
力があるぞとか、そういう標準語は使わないと思う。
力があるぞは否定する?
そうですね。‥‥ちょっと考えます。
大阪読売テレビイワハラ
宮迫さんと亮さんの会見の後に松本さんと具体的にどんなことを話したか?
岡本社長
冒頭で話した内容と、ぼくのダメなところ、です。
松本さん、番組を見ている中で「会社が会見しないとダメだ」という話もあったが、それがなければ会見しなかった?
記者会見を受けて、会社としてやることを決めた。もちろんその間にいろいろな話もあるが、会社として会見することを決めたということです。
色々な芸人がSNSで発信しているが?
全てのことを真摯に受け止めなければならないと思っている。詳しくどの人とは分からないが、全力で全てのタレントさんたちの声を聞いて、しっかり反映していきたい。
日本経済新聞スズキ
今回の騒動で、宮迫さんの嘘とか岡本さんのパワハラとか話が広がってしまったが、10年前から準備を進めてきたにもかかわらず接点ができてしまったのが最初。再発防止策は?
岡本社長
今回、こういうことがおこってしまったことで、直接、そういうやり取りをタレントの人たちが行ってしまったということも含めて、我々としてはコンプライアンス研修の回数を増やしていくということ、もう一つはホットラインの強化、徹底ということを行っていく。あと研修の中でもきちんとタレントと向き合いながら、直接の仕事も言える環境づくりをしなければならない。納税のこともみんなで勉強というか、研修をしながら、きっちりコンプライアンスの体制を、社員も含めて行っていきたい。
反社のチェック体制は?
色々な反射チェックは行っているが、それだけでは不十分。各警察署などと蜜に連絡を取りながら徹底していく体制を準備している。
テレビ朝日ヤマザキ
6/24のこと、テープの話、全員クビにする、社長は冗談や家で話しているように話しているが、和やかには感じられないが?
岡本社長
けっこうな時間がかかっていたこともあって、そこに後から参加した。確かに和やかということはありえないが、なんかぼくだったらこうしたいですとか、金額がわからへんとか、でも一方で会見したいとか、あってですね、顧問の弁護士もいたので、空気を変えないといけないという思いもあって、一人になって、本当にその、ま、冗談というか、ぶっちゃけて、どう話していくかということを思うつもりでいったが、ぼくの全くダメなところで、結果そういうことにならず、こういうことになっているので不徳の致すところ。
当初、嘘をみとめて謝罪会見をしたいという話があったが「今さらひっくり返せない」という言葉があったというが?何があってひっくり返せなかったのか、どんな幕引きを考えていたのか?
藤原
先ほどの繰り返しになるが、当初、本人たちが言っていたのと全く違う話になったので慌てたのが正直なところ。幕引きというのは、とにかく違うこと、結果が変わることがあると、関係各所にさらに迷惑をかけることになるので、徹底的に事実確認をしてから、ということになっていた。
「ひっくり返せない」というのは隠蔽のようにも聞こえるが?
岡本社長
その時はもらってないということで関係各所に報告していたので、突然、貰ったということで「ひっくり返せない」ということではなく「これどうするんだ」と、今まで「貰ってません」とやっていた中で「貰っていた」と言われた衝撃は相当のものだったので「ひっくり返せない」というのをどういうところで使うのかも考えられないくらいなんですけど、そのくらい我々がパニックになったということ。
宮迫さん、亮さんとは信頼関係は築いていけそうか?
彼らが分かった、分かりましたともしも言ってもらえるようなことがあれば、それは全力で彼らに聞きながらどう信頼関係を取り戻せていけるのか、一朝一夕にはできるとは思っていないが、話し合いの機会があるのであれば、全力でやりたい。
「分かった」というのは2人からの謝罪?
面談のテーブルについて貰えるか、という意味。
2人にどんな思いを伝えたい?
本当にすごく辛い思いをさせてしまったということに対して、本当にお詫びしなければならないと思っている。
毎日新聞ヤマダ
貰ってないが貰ったとなってパニックになったということだが、公表するまで結構時間がかかっているが?
岡本社長
凄い衝撃だったということで、本当に改めて何回も聞き直さなければいけないという状況であったことプラス、そこから新たに7人の人間が増えたということもあり、本当に時間がかかってしまったということ。ぼくらとしては、貰ってないのに貰ったということがあったので、本当に貰ったか貰ってないか、どれくらい貰ったか、何度も聞き直すというか、かつ7人に増えて11人ということにおいては、かなり時間がかかったかつなかなか金額の整合性がとれなかったこともあったので、まず貰ったということをきちんと全員が認識したところでまず発表したということ。
(質問者不明)
契約の仕方やギャラは見直していくのか?
契約は関しては、タレントとそれぞれの話の中で、どのような形を彼らが望むのか、新たに取り組んでいこうと思う。ギャラに関しては、色々と安い等々言われたりしているが、会社が9でタレントという1ということは全くなく、ざっくりとした平均値でいっても5:5から6:4、もちろん安い子がいるのも事実。彼らの単価が低いといったケースもありますし。自社の劇場ではNSC出たての子が料金500円のイベントに出て、機材費含めて300円という、その次代の子たちはあると思う。我々も頑張って仕事の環境を作っていく中で、ちょっとでも彼らの夢の実現と収入をあげていればと思っている。
具体的に契約を変えていくというのがあれば?
タレントさんによって違うので話を聞いていければ。
デイリースポーツ
ついて会見をしたことに申し訳ないといって処分の撤回になったが、会見があったから処分が撤回となったのか? 都合の悪いことを言われたから、世間の風向きが変わったから処分を解除したように見えるが?
岡本社長
色々なタレントさんの話も聞いて、風向きというということはないが、会社としてああいうことをさせてしまったのを目の当たりにしたということ。
周囲に言われて?
うーん。ぼくも彼らの会見を拝見させて貰って、周囲がどうこうというのは聞いてないが、まあ自分自身が情けなかったということと、本当に申し訳ないことをしたということ。
情けなかったということが社長の責任のとり方としてその言葉だけでいいのか?
うーん。改めて環境を変えることに全力を尽くすことで責任を果たしていければと思っている。
パワハラと受け取られかねないことがあったが辞任は考えないか?
お金を下げたからそれでというつもりはまったくない。自分自身がしっかり変わっていくことで、皆様方にきっちりご評価いただければと思っている。
TBSフジモリ
引退会見するならQ&Aの練習をしろというのはどういう意図があった?
岡本社長
彼らが記者会見をひらくにあたって、スタッフがどういう形で何をやっていくかってことは、ぼくらとしては普通に、みんな現場の子はやってくれているので、こちら側のとかあちら側のとかないんですけど、弁護士さんとの向き合いということもあったので、ひょっとしたらそういうようなニュアンスがあったのかもしれない。ぼくらとしては、こっちのQ&Aということはない。
その対応を受けて宮迫さんは「会社主導の記者会見になってしまうから本当のことが言えない」ということだったが、行き違いだったということか?
我々としてはすれ違いというか、我々が寄り添えなかったということだと思う。反省しないといけない。
何か自由に記者会見で表現されては困ることがあったからQ&Aの練習をしていもらうという意図があったのでは?
会社のことで隠すことは全くない。会社以外のことで言っていいことがあるのかどうかとか、ぼくらの中では普通の作業だと思っている、それが彼らには伝えきれなかったというのはダメなとこめだと思う。
他に謹慎している芸人が会見したいと言ったら?
既にメッセージの発信したい子がいて、発信していくということ。記者会見のことも、謹慎処分、24日以降、どういった謹慎中の活動をしていくかとか、その中で伝えたいとこがある子たちに関しては、速やかにやっていくと考えている。
フジテレビバイキングイケダ
テレビ局が株主だから「大丈夫」の真意は?
コバヤシ法務本部長
生中継の配慮が必要になるという話をした。事実はこれだけなので正直、どういう意図だったか分からない。
会見の直前のやり取りで岡本社長と宮迫さんたちの意思疎通がとれなくなったというのは宮迫さんたちが弁護士を立てたのが一因?
はい。うーん。ぼくらが彼らとして話している中で、彼らから俯瞰で見てくれる人がいてくれたらいいなということで、それはいいんじゃないかということで、弁護士が入られた。それ以降、弁護士を通じてということにしかならなかったので、ぼくらとしてはそういう形になってしまったことについては不本意であったと思っている。
宮迫さんは社長に会いたかったが会えなかったと発言しているが?
全ては弁護士さんにということがあったので‥‥まあ、そこですね。
あのとき会っておけばと思うか?
最後のところに関しては、会社で引退会見すると聞いたので、Q&Aの打ち合わせの場所にはいた。でもそれが遅かったということで申し訳なかった。
吉本興業はファミリーだという発言があるが、田村亮さんはファミリーだと思っていたが、ファミリーだと思うんだったら子供が謝ろうとしている時に止めるのが親だと思えないという発言を聞いて?
うーん。決して止めたつもりはなかったが、彼らにそこがきちんと伝えられなかったのが、ぼくのダメところです。
※同じ話の繰り替えになってきたので終了します。
※回線状況が悪く全てをメモれてはいません。