お笑いコンビ「次長課長」河本準一が、収入があるにも関わらず母親が生活保護費を受給していたことについて、涙ながらに会見しました。河本準一が涙の猛省…仕事の不安定さ理由に「未熟だった」 生活保護費返納へという記事になっています。
14、5年前に母親が受給を開始したと明かした河本は「自分が芸人として仕事がない時期に、母親が一人でスーパーで働いていて、病気を患い、ドクターストップになり、生活保護受給を母親が決めた。その時の僕の年収は100万を切ってて、母親の面倒を見ることができなかった」と経緯を説明。
ブレイクした後、福祉から「援助ができませんか」という話があり、徐々に援助はしてきていたようですが「来年の仕事の保障もない」など、不安な気持ちがあったことを吐露したそうです。
不正受給は否定し「ずっと正しいと思ってた。自分の認識の甘さがあった。情けなくて、恥ずかしい気持ち。早く抜けさせないと、とは思っていた」と語ったそうです。
そういう気持ちがあったのならば、もう少し早く何らかの行動を起こすべきだったかもしれませんね。今回の話が出てから時間も経過していますし、ツイッターのプロフィールも挑発的なものに変更したりしていましたし。
そのことに関しては「いろいろなストレスを抱えてしまい、軽率な言動でご迷惑をかけたことは深く反省申し上げます」と語っています。
生活保護費の返納の意思を示しており、返納する期間に関しては現在は調整中とのことです。どのくらいの金額が支給されていたのか分かりませんが、かなりまとまった金額になるのでしょうか。
所属事務所の先輩である「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳は、自身がレギュラーを務めるは番組で「(河本から会見で)不正はないという答えが出ましたが、モラルに当てはめれば、もらっていいのか。認識が甘かったということになると思う」とコメントしたそうです。
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「母親とは長年会っていなかったですし、自分の仕事が忙しくなって、なかなか話をすることもできなかった。今日の会見に至るまで、ずっと仕事をしていまして、岡山の実家には帰れませんでした。今日も母親と電話をして、しっかりしゃべってこいと言われた。今後はもっと母親のケアができればと思っている」
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「テレビに出る以上は公人。その辺のモラルを持たないといけないのかな」と、自らを戒めるように話した。
その後、河本さんがテレビなどで活躍するようになると、福祉事務所から母親に援助できないか相談を持ちかけられるようになり、5年ほど前からは生活保護費の一部を援助していたということです。