劇団ひとり処女小説 争奪戦激化という記事。
版元の幻冬舎には既に大手映画会社を含む7社から申し入れが殺到。本人も「もしコケても僕のせいにしないって約束なら、ぜひとも実現してほしい」と期待を寄せている。周囲からは「本人にメガホンを執らせたい」という声も浮上している。
劇団ひとりの処女小説「陰日向に咲く」の映像化権を巡って大変なことになっているそうです。
劇団ひとりが「陰日向に咲く」という本を出していたことも知らなかったのですが、文芸評論家の斉藤美奈子氏が雑誌の書評で「ふつうに直木賞を狙えるレベルでしょう」と書いたり、作家の恩田陸氏が「ビギナーズ・ラックにしてはうますぎる」というなど、かなり話題の作品になっているようです。
1月27日発売で、既に4万部を突破。
内容は、
ホームレスを切望するサラリーマンや振り込め詐欺に手を出す小心者のギャンブラーら、落ちこぼれの6人を温かい視線で包み込んだ5編の連作短編小説集。
だそうです。
執筆には1年かかっているそうで、編集者も「多くのキャラクターを演じ分ける芝居同様、登場人物はみな人間味にあふれ、人間観察の鋭さには舌を巻かせる」とコメントしていますが、「直木賞を狙えるレベル」がどういうものか気になるので、これは読んでみたいと思います。