【PlutoSphere】PC不要!クラウドPCとQuest 2でPCVRする方法という記事を書いてから少し空いてしまいました。たまにログインしないとやり方を忘れてしまう!
ということで土曜の昼下がり、クレジットカードで課金して、クラウドPCサービス「PlutoSphere」を使ってPC版VRChatにログインしてPCVRワールドに遊びに行ってきました。
クラウドPC「PlutoSphere」でPCVRを使う
「PlutoSphere」は、ネット上にセットアップされた仮想PCを自宅から使うサービスです。PCVR用の仮想PCなので、あらかじめSteamやSteamVRがインストールされ、VRChatをするための環境が整っているのが特徴です。
快適にPCVRで遊ぶには一般的にはゲーミングPCを必要としますが「PlutoSphere」はネット上のゲーミングPCを時間借りしているようなイメージになります。
まだ正式版ではないため、起動時に毎度PCがセットアップされるので15分くらい時間がかかります。これはパソコンの起動に15分くらいかかっていると思ってください。
加えてパソコンをシャットダウンすると、設定した情報は消えてしまいます。そのため、現状では「PlutoSphere」を利用するごとにSteamにログインするような操作は必要です(ウェブブラウザからログインできる)。
従量課金ですが、1時間150円くらいなので、1日2時間で300円。週に2回で600円。月に3,000円いかないくらいでしょうか。ゲーミングPCに15万円や20万円を投資するよりは遥かに安いので、たまにPCVRしたい人には最適なソリューションです。
ちゃんとPCVRのワールドを案内してもらう
前回、ログインに成功したときはPCVRのワールドに入り「まさにいまから!」というタイミングで課金が切れてログアウトしてしまったのでした(正確にはクラウドPCがシャットダウンしてしまった)。
そこまで数時間に渡って試行錯誤していたためぐったりしており、続きができませんでした。
今回は満を持してのPCワールド体験です。こんなワールドを案内してもらいました!
Fins氏の新作 “District Roboto”
え?Half-Life: Alyx?レベルのクオリティでライティングもすごい。写真撮影がはかどりすぎる😭🙏
街のそこここで生活してるNPCロボのデザインも雰囲気も最高で映えしかなくて何度も行きたくなる!#VRChat #VRChat_world紹介 https://t.co/xZcENGCRlL pic.twitter.com/cYWmBuzbZN— ぴちきょ🌐『仮想空間とVR』『メタバースの歩き方』 (@pichikyo) March 12, 2022
そこここにNPCがいて、料理を作っていたり、投げ銭したらギターを弾いてくれたり、実に生活感の溢れるワールドだと感じました。
クラウドPCの映像をローカルの「Quest 2」にストリーミングしているので、回線が混雑していたり、速く複雑な動きだとジャギジャギしてしまうこともありますが、普通に歩いたり、普通に会話したりするには十分です。
まだ正式版ではないため、先述したように毎回、環境が刷新されるなど使いにくいところはあるので、PC環境が保存されるようなサービスが期待されるところです。あとはSideQuestを使わずにアプリをインストールできるようになると良いですね。
PCVRのクオリティが広がるためにはヘッドマウントディスプレイがもっと高機能になる必要があると思っていたのですが、方向性としてはクラウドPCサービスをヘッドマウントディスプレイ経由で使用するのが一般的になるのかもしれません。