Apple Vision Proが苦戦していることを受け、Metaが開発中だったハイエンドMRヘッドセット「Quest Pro 2」をキャンセルしたことが伝えられています。MacRumorsのMeta Cancels High-End Mixed Reality Headset After Apple Vision Pro Strugglesという記事です。
Meta this week told employees to quit working on the device following a product review meeting that involved Meta CEO Mark Zuckerberg.
Meta、ハイエンドMRヘッドセットをキャンセル
これはThe Informationが報じたもので、Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが参加した製品レビュー会議の後、従業員にデバイスの開発作業をやめるよう指示したのだとか。
この「Quest Pro 2」ヘッドセットは2027年の発売を目指していたもので、Metaは1,000ドル以下を目指していたものの、高解像度のマイクロOLEDディスプレイのコストから不可能でした。
Metaは「Quest 4」の開発は継続しており、2026年に発売される可能性があります。2025年には廉価版の「Quest 3S」が登場するという噂もあります。
「Quest 4」は2モデルあり、標準モデルとプレミアムモデルで構成され、それぞれコードネームは「Pismo Low」と「Pismo High」と呼ばれているそうです。
「Quest Pro 2」はハイエンドモデルで、コードネームは「La Jolla」と呼ばれていました。2023年にリークされた情報によると、顔追跡センサーによりフォトリアルなアバターを実現するコーデックアバター(Codec Avatar)を搭載し、解像度が高いと言われていました。
「Quest Pro 2」は「Apple Vision Pro」のライバルになるモデルでたしが、Metaはキャンセル。
高価なヘッドセットよりも、メガネサイズのデバイスに注力したほうが未来はあるような気がします。
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