浦和レッズの筆頭株主である三菱自動車が日産の傘下に入ることを受け、2つのクラブを持つことを禁止するJリーグ規約に抵触することになる問題を受け、Jリーグの臨時理事会が開かれ、浦和レッズに対して対策を求めました。三菱・日産問題 Jリーグが浦和に対策求めるという記事になっていました。
村井チェアマンは、「現時点では三菱自動車と日産自動車の資本提携が結実してないので規約に抵触しているものではない。しかし、今後、関連会社と認定される可能性は否定しえないので、そこについては備えてほしい」
浦和、Jリーグ規約抵触もとう記事によれば「浦和が日産自動車の子会社か関連会社と認定されれば、複数クラブを支配下に置くリーグ規約の禁止事項に抵触することを確認」しています。
日産は三菱自動車の34%の株式を取得する方向と報じられていましたので、もしそうなれば「子会社か関連会社と認定」されることは避けられません。可能性が高いので、今のうちに備えておくように、ということですね。
では、浦和レッズはどうするのか?
【浦和】「レッズ」守る!三菱グループ内で持ち株移譲へによると「三菱自が持つ株を三菱グループ内で受け入れるのが最有力」とのことです。浦和に「資本政策の努力」要請 日産傘下入りでJ規約抵触の恐れによると「三菱重工が保有する1・25%の株式比率を上げる」のが一つの案とされていますので、三菱自動車から三菱重工に株を移すのが、最も現実的かもしれません。
「ファンなどの出資で支えるソシオ制度へ移行する可能性は低い」とも。
三菱自動車が日産の子会社または関連会社が判断するのはJリーグではなく、両社の法定会計監査人とのことです。