浦和幹部が明言 三都主が名古屋完全移籍へという記事より。
J1浦和の元日本代表MF三都主アレサンドロ(32)が名古屋に完全移籍することになった。2日、浦和の信藤健仁チームダイレクターが「クラブとして送り出す」と明らかにした。契約期間は来季終了までの1年半の予定で、近日中に正式発表される。
ここまでの動きです。
▼名古屋グランパス、浦和レッズ・三都主アレサンドロをリストアップ
▼浦和レッズ・三都主アレサンドロに名古屋グランパスから正式オファー
この後、浦和レッズが移籍を渋っているという報道も出てきたのですが、結局はアレックスの移籍は決定のようです。
三都主はこの日の清水戦後に「現実を見て、前向きに考える。サッカーができるようにという決断」と話した。
本人的にも試合に出場するためにどうして良いか分からなくなっていた、という面があったかもしれません。
「監督を含め、クラブ間の話もまとまっている。長引かせたくない」と信藤健仁TD。
アレックスが浦和レッズに戻ってくることは、もうないでしょうね。ありがとう、アレ。
今シーズン、レンタル移籍も含めてこれで何人の選手が浦和レッズを離れていったでしょうか。
追記:
ファン・サポーターの力があったからこそ成長につながったと思うし、本当の気持ちは出たくなかったけど、サッカー選手としては出なきゃ、選手として止まってしまうと思いました。でもレッズでやったことはよかったと思います。サポーターはいつも埼スタを満員にしてくれて、最高の雰囲気でサポートしてくれて、そのことは忘れないです。ここにいたことを本当に誇りに思うし、死ぬまでその気持ちを持っていくと思います。
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三都主はJ1通算298試合出場で67得点。ブラジル出身で2001年に日本国籍を取得し、日本代表で02、06年ワールドカップ(W杯)に出場した。
契約期間は来季終了までの1年半の予定で、近日中に正式発表される。
左サイドの人材難やフィンケ監督からの残留要請もあり、前日まで「貴重な戦力だから」と移籍に難色を示していたが、この日は「長引かせるのは良くない」と態度を一変させた。
試合後にスタンドを一周し「誰も浦和を出たいとは思わない…。もう戻ってこないと思います。悔しいです」と寂しげだった。
最後は名残を残さないように、「もう浦和に戻ってこないんじゃないか。非常に悔しい」と捨てゼリフ。