Jリーグ第13節 浦和レッズ v.s. ガンバ大阪[2010]

残念ながら試合中継も見られていないので流れだけ追いかけていくと、18分にエジミウソンが先制、しかし前半ロスタイムに同点に追いつかれ、64分にオウンゴールで逆転を許し、後半ロスタイムに再びエジミウソンで同点に追いつくも、直後に遠藤に決められ負けたというスペクタクルな試合でした。

Jリーグ第13節vsガンバ大阪

試合結果
ガンバ大阪3-2(前半1-1)浦和レッズ
得点者:18・90+3分エジミウソン、45+1分宇佐美(G大阪)、64分オウンゴール(G大阪)、90+4分遠藤(G大阪)
入場者数:20,201人

中断後の初戦、オーストリア合宿の成果はどうなっているか期待はあったのですが。そうした中、山田直輝の復帰が良いニュースでしょうか。

フィンケ監督のインタビューから抜粋です。

「山田直輝に関しましては、今日の試合では、素晴らしい内容だというわけではありませんでしたが、それでも優れたプレーを随所で見せていたと思います。しかし、まだ彼はケガをして復帰してきたばかりですし、これからたくさんの試合をこなすことによって、さらに優れたプレーを見せることができるようになってくると思います。これからパフォーマンスは必ず上がっていくでしょう」

私の考えでは、私たちは本当に無駄な形で相手に得点を与えてしまったと思います。そして相手の1-1のゴールも、私たちが相手に与えてしまったプレゼントでした。ただし、あのような形でゴールが決まったことによって、相手の選手たちの、さらに多く走ろう、さらに速く動こうというモチベーションが上がってしまうのは自然な成り行きです。同時に私たちにしてみれば、とても難しい状況になってしまいました。

完成した選手を獲得せずに、育てながら強化していくというフィンケ監督の方針ではチーム力アップには必然的に時間がかかります。

移籍していく選手ばかりで補強がないのも、不安に感じるサポーターも多いでしょうね。素晴らしい選手を獲得すれば劇的に変わるかもしれませんが、個人的には山田直輝や梅崎司がフィットしてくるまでの辛抱かな、とも思っています。

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坪井慶介
「2-2になったときに、まだ時間はあるぞということ、次はガンバのボールから始まるので注意しなければいけないということは、ピッチの中では話していました。
まったくチャンスがなかったわけではなく、自分たちでチャンスを作り出せてもいたと思います。3失点したというのはチーム全体に問題があったわけですし、2得点できたのもチーム全体で取った点だと思います。

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