浦和でバインミーが食べられる「HOANG VINH」つまり、ベトナム人のホアン・ビンさんの店がオープンしました!
浦和駅東口近くのスクランブル交差点で停車中のこと。ふと横に目をやると、見慣れない店があります。サンドイッチの店ぽい‥‥と思い目を凝らすと「バインミー」と書いてあるではありませんか!
バインミーはベトナムのサンドイッチのこと。バインミーの店が増えているというニュースは読んだことがありますが、ついに浦和にもその波がやってきました。気軽に食べたかったんだよ〜。
「バインミー」とは?
「バインミー」は、柔らかいフランスパンにハムやなます、パクチーなどを挟むベトナムのサンドイッチです。フランスの植民地時代に編み出されたベトナム版サンドイッチだそう。
「バインミー」が日本でこんなにウケたのはなぜ? ヘルシーでおしゃれだけじゃないその背景によると、外国人労働者数も中国人を抜いてベトナム人が最多になっているのだそう。
つまり、意外に身近にあったかもしれないベトナムの文化が「バインミー」として、手に届くところにやってきたのかもしれません。
「バインミー」は価格も安めで、なおかつサンドイッチとして手軽に食べられるので、日本人にも大人気になるのはうなづけます。
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」の外観
「ホアン・ビン」は、浦和駅東口にできました。浦和パルコの南側で、サイゼリヤ近く、日の出通り沿いです。Googleマップでみると、かつては不動産屋があったようです。
「ホアン・ビン」の売りはバインミーとミルクティーです。若いベトナム人夫妻が切り盛りしており、この夫がホアン・ビンさんです。
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」の店内
基本はテイクアウトの店だと思いますが、イートインスペースもあります。小さめのカウンターにイスは4つあります。
もしここが満席の場合は、良い気候の頃ならバルコ前の広場で食べても良いかもしれません。
店内のあちこちに、ベトナムらしい置物や装飾が施されています。
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」のメニュー
レジカウンターの上にメニューがあります。
手元にも同じメニューがあります。メニューのカテゴリーとしては、サンドイッチ(バインミー)、ミルクティー、コーヒーです。
実は、もう1種類の紙のメニューがあるのです。
こちらをチェックすると、食事メニューには「バインミー」だけでなく「弁当」もあるではありませんか!
日本米を使い、バインミーで使用する具材のみならず、どうも弁当にしかないおかずもあるようです。こちらもかなり気になる存在です。
また紙のメニューに背面があり、そちらをみるとミルクティー、コーヒーに加え、ロータス茶などのソフトドリンクもあります。
さらに「コンボ(COMBO)」として、バインミー+ソフトドリンクで900円、弁当+ソフトドリンクで900円というメニューがあることも後から気づきました。
ロータス茶とバインミーとかベトナム気分で良いのではないですかね。
店内にはベトナム語のメニューも掲示されていました。
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」主なメニュー
– 豚焼肉バインミー 650円
– チャーロアバインミー 650円
– スパムバインミー 650円
– 焼鳥バインミー 650円
– チャーロア&ハムバインミー 650円
– チャーシューバインミー 650円
– 豚焼肉ブン 750円
– 豚焼肉弁当 680円
– 魚醤角煮弁当 680円
– 鶏肉レモングラス炒め弁当 680円
– 鶏きのこペッパー弁当 680円
※ブンは米粉から作られた麺
※メニューの表記は税別だと思われます
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」でバインミー
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」の営業時間は10時〜22時です。待ちきれずにオープンの10時に訪れてしまいました。朝ごはん代わりのバインミーです。
注文したのは一番人気だという「チャーロア&ハムバインミー(650円)」と「アイスコーヒー(350円)」です。「チャーロア」はベトナムハムのことだそう。
フランスパンの長さは約20cmくらいでしょうか。中には具材もしっかり詰まっており、なかなかボリューミーな印象をうけます。
パクチーにキュウリ、さらにはバインミーの特徴であるニンジンや大根のなますも入っています。
なますは酢の物で、日本人にも馴染みのある味だと思いますが、大根とニンジンはカリコリとした食感とともに、良い酸味で食欲増進してくれます。
パクリとかぶりつくと、トーストしてカリカリになったフランスパンがぶわっと弾けつつ、ザクッとした食感とともにカリコリの酢の物ごと噛み切り、そしてパクチーの香りが口中に広がります。
う、うまぁい!
何か舌になれない美味しいソースが入っているのですが、これが恐らくはベトナムの魚醤ニョクマムの味かもしれません(タイだとナンプラー)。
1つずつ食材や調味料を紐解いていくと、なんとなく日本の料理に通ずるところがあるように見えつつも、ベトナムのハムだったり、ニョクマムだったり、絶妙なところでちゃんとベトナムを感じる味なっています。
あとはアイスコーヒーについてもちゃんと書いておきたいところ。
これがまた日本で飲むコーヒーの味と違うと思ったら、やはりベトナムのコーヒーを使用しているとのことでした。同じコーヒーでも微妙に違うのが面白いです。
ベトナムのコーヒーは甘いのが有名だったと記憶していますが、しっかりベトナムの味「練乳コーヒー」もありますので、興味のある人はぜひお試しを。
けっこうボリューミーに見えつつ、美味しくてあという間にペロリと食べていましまいました。朝食にもぴったり。急いでいるときにもバインミーは良いかもしれません。
ランチに食べるなら、個人的には大盛、もしくはハーフサイズ追加くらいが適量かな、と思いました(ハーフサイズというメニューはないですけどね)。
いずれにせよ、とても美味しかったので、ぜひまたバインミーを食べに行きたいと思います。今度は弁当も食べてみたいです。
ごちそうさま!!!!!
2023年8月末からクレジットカード(VISA・Mater)やPayPayに対応するそうです。
「HOANG VINH(ホアン・ビン)」住所と地図
>>浦和カフェ HOANG VINH ベトナムバインミーとタピオカ(@hoangvinh.urawa)
住所:さいたま市浦和区東高砂町14-1