「ぎんねこ」こういうのがいい‥‥昭和初期から続く蕎麦屋のラーメン(浦和)

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浦和駅西口から徒歩10分くらいでしょうか。玉蔵院という枝垂れ桜の美しいお寺さんの近く、昔ながらの細い通り沿いに「ぎんねこ」という、歴史を感じる店構えの老舗のお蕎麦屋さんがあります。

ブロガーとして独立した頃に(15年くらい前)近所にレンタルオフィスを借りていたため、何度もランチでお世話になったものでした。安くてボリュームたっぷり、懐かしい味。

昨年、店主が体調を崩して休業していると聞いていたのですが、再開していると聞きつけ、懐かしさもあって久しぶりに訪問してきました。

「ぎんねこ」でチャーシューメン

聞くところによると、昭和初期に開店した「シルバーキャット」という喫茶店がその前身なのだそう。戦中に日本語の「ぎんねこ」と店名が改められ、蕎麦屋へと業態転換したそうです。

Ginneko ramen 18000

昭和初期って、例えば昭和10年だったとしても1935年。90年近く続いていることになるのですよ。歴史の重みを感じます。

夏のメニューとしては冷やしたぬきや冷やしきつねが名物だったと記憶しているのですが、今回は知人のInstagramで見かけたチャーシューメンです。もう、これっきゃない。蕎麦屋のチャーシューメン。

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ラーメン550円、チャーシューメン700円。しかも税込。昔ながらの価格で出ていますという感じですよねぇ。近所には埼玉県庁もあって、平時ならそちらの職員の方も多く通っているのでしょう。

昼時は、ワイシャツを着ている人が多く、しかもたいていは相席だったことを思い出します。今回は13時くらいに訪問しましたが、そこまでの混雑ではありませんでした。テーブル席はアクリル板でパーテーションが作られ、感染対策もばっちりでした。

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ということで、迷うことなくチャーシューメンです。

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チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ほうれん草に、お麩。このお麩が「あ、そば屋さんのラーメンだな」ということを思い出させます。

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すっきりとした醤油味のスープ。複雑な旨味といった昨今のラーメンとは違う、シンプルで力強い醤油味のラーメンです。

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ストレートの麺。つるつると食べやすくのどごしも良し。

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チャーシューもシンプル・イズ・ザ・ベスト。トロトロとか、極厚とか、そういうのではなく、これぞ懐かしのチャーシューという味と食感。素晴らしいです。これぞ昭和の味、昭和のラーメンですよ。

働いている優しいお姉さん方も変わってなくて、それも嬉しかったです。

昨今は昭和レトロも流行っているようですが、今に続く昭和の味も大切にしたいものです。また食べに行きます。

ごちそうさま!!!!!!

↓2007年に訪問した記事を書いていました。カツカレーです。蕎麦屋のカツカレーも美味しいんですよねぇ。

「ぎんねこ」でカツカレー(浦和)

無性にそばやさんのカレーライスが食べたくなりました。しかもカツカレーです。 ...…

「ぎんねこ」でカツカレー

どうしてもカツカレーが食べたくなってしまったので、1ヶ月半ぶりくらいに「ぎんねこ」を再訪してきました。

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カツカレーは750円。確かカレーは650円だったと思うので、だったら迷わずカツカレーを‥‥ということになります。それにしても、カツカレーが750円は激安です。

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少ししょっぱ目のカレーにしっかりとカツが一枚入っています。蕎麦屋のカツカレー。懐かしく、たまに食べたくなる味なのです。蕎麦屋なのに、ついついラーメンやカツカレーを食べてしまうのでした。

ごちそうさま!!!!!

「ぎんねこ」住所と地図

>>ぎんねこ – 浦和/そば | 食べログ

住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2丁目13-17