チェキがリバイバルしていると言われて久しいですが、そのチェキのフィルムを利用した「プリントス」というスマートフォン用プリンターが発売されておりました。スマートフォンで撮影した写真を印刷するというアイデアですが、感覚的にはスマホ画面の写真を撮影してその場でプリントするという感じですよね。多少、画質がよくない方がウケるし、今風なのかもしれません。日本おもちゃ大賞2017のハイターゲット・トイ部門で優秀賞を受賞した玩具だそうです。
本体カバーを開き、プリントしたい画像をスマホに表示してセット、あとはシャッターボタンを押すだけの簡単操作。難しい動作は一切必要ありません。
仕組みとしては、スマホの画面に映した画像を単焦点レンズでフィルムに撮影するというもので、チェキフィルムさえあれば電源やインクなども一切不要です。スマートフォン側に専用アプリなども必要ありません。
写真を送信すればいいんではとも思いますが、アナログの手触り感みたいなものが大事なのでしょう。
いったい時代が何周してしまったんだという気もしますが、フィルムがリバイバルする現象というのは非常に興味深いものがあります。
チェキフィルムの撮影範囲は46×62ミリとなっており、これより外側は写らないそうなので、スマートフォンの種類によって出来上がる写真に違いがありそうです。
本体カラーはSAKURA、SORA、SUMIの3色です。
「インスタプリント」といい、デジタルからアナログにプリントされる流れが面白いです。
