@masakiishitani プロデュースの「ひらくPCバッグ」シリーズに、少しダウンサイズした「ひらくPCバッグmini」が登場しました。周囲を見ていると、飛ぶように売れているのが分かります。「小さいの待ってた!」という人も少なくないと思うのですが、既に「ひらくPCバッグ」を持っている人まで買っているので、miniがかなりワクワクする製品であることが分かります。
これまでの「ひらくPCバッグ」シリーズと同様、モニター用として送って貰ったものが先ほど届きました(色はブラウン)。まずは自分の環境を「ひらくPCバッグ」からminiに移すなど、自分の普段使いとしてどうか、を写真で検証してみました。購入を検討している人の参考にもなれば幸いです!
「ひらくPCバッグmini」の全体写真
まずは「ひらくPCバッグmini」の全体写真です。
公式サイトによると、サイズは高さ36cm、横29cm、奥行き12.5cmとなっています。「ひらくPCバッグ」を持っている人は、少し背高ノッポになったと感じるでしょう。
横からのシルエットは、兄貴分と同じようにトライアングルです。これが自立する秘密であり、ペン立てのように使え、バッグとしての使いやすさが際立つます。
背面。幅は小さくなっていますが、その分、高さが「ひらくPCバッグ」より「ひらくPCバッグmini」の方がありますので、広くなった背中、といった感じでしょうか。
フリップを開いたところ。フリップが2段階に折れ曲がるのが分かるでしょうか。これは開ける時に上部だけ開けるという機能にも繋がりますし、開いた時に2段階で折りたためるので、フットプリントが狭くなるという効果があります。
1stフリップを開いたところ。上部に何か置いている場合、もしくはPCや書類だけを取り出したのであれば、この状態で引き出すことができます。
2ndフリップを開いたところ。1stフリップが折りたたまれ、フットプリントが広がらないようにになっています。この状態では全体にアクセスが可能になります。
仕切りは一切付けていませんが、手前からデジカメやペットボトルの入るスペース、左右にはモバイルバッテリーの入るスペース、そしてタブレット用、ノートパソコン用とスペースが確保されています。
以前から「ひらくPCバッグ」に対して取っ手が欲しいという声が多かったのですが、新しい「ひらくPCバッグmini」では、それが実現しました。
取っ手というよりは手を引っ掛けるところ、といった風情なのですが、撮影時にもこれが便利なことに気づきました。スッと位置を変えるのが簡単なのです。
簡易的なものなので、これを持ったまま歩くということは難しいと思いますが、簡単に移動させるのがとても簡単になりました。
「ひらくPCバッグ」と同じ機能ですが、メインスペースからケーブルを引き出し、メッシュポケットに入れてあるスマートフォンを充電することも可能です。見えにくいですが、メッシュポケットからメインスペースにアクセス可能です。
「ひらくPCバッグmini」に荷物を移動する
それでは「ひらくPCバッグ」から「ひらくPCバッグmini」に、普段使いのガジェット類を移してみます。
・MacBook(12インチ)
・デジカメ(普段はX-T10ですが撮影用にOM-D E-M5)
・iPad mini
・モバイルルーター
・モバイルバッテリー
・Lightningケーブル
・ケーブル類を入れたポーチ
・小物用ポーチ(薬等)
・A4書類
普段は「ひらくPCバッグ」に入れてみたものを「ひらくPCバッグmini」に入れ替えてみます。
ピッタリです。とりあえず、全てのものがいい感じで収まりました。
拡大してみたところです。あわよくばペットボトルの一つも追加できれば良さそうですが、上部スペースを活用するか、ポーチをうまくすればなんとかなりそうです。
上部に関しては、1stフリップを開いた状態だとこんなにスペースはあります。
実際に背負ってみた感じなのですが、高さが出て背面が広くなった分、背中とのフィット感が向上していると感じました。バッグ内へのアクセスを考慮しなけれれば、ストラップは短めにすると、リュックのような一体感のある背負い方ができると思います。
ただ、まだ実際に持ち歩いての使い勝手ではありませんので、このあたりは検証が必要です。
満員電車や電車のシートで横幅があることを懸念していた人には「ひらくPCバッグmini」は最高のソリューションだと思います。
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「ひらくPCバッグ」と「ひらくPCバッグmini」を比較
せっかくなので、ブラウンの「ひらくPCバッグ」と「ひらくPCバッグmini」を並べて写真撮影してみました。
実はminiという名称ほどには、小さくはしていないことが分かります。背負った感じでは小さく感じますが、運べる荷物の量はギリギリまで多くなっているということです。
「ひらくPCバッグmini」を横に倒し、10cmくらい拡大すると「ひらくPCバッグ」と同じくらいのサイズです。つまり、手元に「ひらくPCバッグ」がある人は、それを縦にして10cmくらい縮めた姿を想像してみてください。
ちなみに1stフリップを折り曲げたくらいが、ちょうど「ひらくPCバッグ」の高さと同じくらいになります。
背が高いと言いながらも、決してそこまで高い訳ではなく、絶妙なサイズ感になっていることが分かります(MacBook Air 13インチまで入る)。
両方を背負った感想ですが、必ずしも「ひらくPCバッグmini」があるから「ひらくPCバッグ」を使わなくなる、というものでもないと思いました。背中に密着する「ひらくPCバッグmini」もいいですし、かといって腰のあたりで取り回しのいい「ひらくPCバッグ」もいいのです。
「ひらくPCバッグmini」バージョンアップしてミニ!ひらくPCバッグのコンパクト版が登場という記事で予想した通り、住み分け、使い分けの世界だと思いました。
「ひらくPCバッグ」シリーズに関する記事は「ひらくPCバッグ」「ひらくPCバッグmini」レビュー記事まとめからどうぞ!