Twitter黎明期からの画像サービス「Twitpic」9月25日でサービス終了を発表

2014 09 05 0931

Twitter向けの写真を預かってくれていた画像共有サービス「Twitpic」が、突然のサービス終了を発表しています。Twitpic is shutting down | Twitpic Blogによると、2014年9月14日をもってサービス終了するということです。2008年から開始したサービスでした。

A few weeks ago Twitter contacted our legal demanding that we abandon our trademark application or risk losing access to their API. This came as a shock to us since Twitpic has been around since early 2008, and our trademark application has been in the USPTO since 2009.

サービス終了の理由は、Twitterから商標登録を断念しないとAPIへのアクセスを失うかもしれない、という警告があったからのようです。

画像投稿アプリ「Twitpic」が9月25日にサービス終了へ Twitterとの商標問題で – ITmedia エンタープライズによると、Twitterでは次のようにコメントしているそうです。

われわれは(Twitpicに対し)Twitpicという名前を残して運営を続けられる可能性をはっきり示した。

実際、ぼくも当時から利用しており、振り返ることはないにしても、過去の画像が全て削除されてしまうのは一抹の寂しさを感じます。

ドメイン自体がなくなってしまうのですから、対処方法としては新しくサービスを引き取るところがあればTwitterが過去の「Twitpic」のURLを書き換えるとか、後はTwiiterが「Twitpic」を買収するといったことでしょうか。

急なサービス終了で、近く「Twitpic」からの画像のダウンロードは可能になるようですが、それでも過去のツイートがリンク切れになることは避けられません。困るのはユーザなのですが、議論を起こすために、急なサービス終了をアナウンスしたのかな、という気もします。