閲覧数に応じて報酬が支払われるようになったことで、X(Twitter)には“インプレゾンビ”が溢れかえるようになってしまいました。欲しい情報が探し出しにくいときに、イライラしている人も少なくないのではないでしょうか。
そんなインプレゾンビを撃退する方法として、効果絶大、Xの検索結果にインプレゾンビを表示させないマジックワードが発見され話題にという、やじうまWatchの記事が話題になっていました。
今回発見されたマジックワードは、検索ワードに続いて「-source:Twitter_for_Advertisers」と入力するというもの。
インプレゾンビを撃退するというマジックワード
なるほど、ポイントは「Twitter_for_Advertisers」という文字列。これを「-(マイナス)」することで、インプレゾンビを排除することができる‥‥ということのようです。
はて? 「Twitter_for_Advertisers」って何なのでしょう?
なんなのかと思って検索したのですが、検索結果が15件くらいしかない!
むしろ、よくこんなワードを見つけたものだと思いながら、なんだろう、なんだろう‥‥とウロウロしていたところ、分かりました。
これはインプレゾンビのポストなのですが、ずばり「Twitter for Advertisers」というシステムからポストしているのですね。
ちなみに、このソースラベルの表示は、たまたまさっきソースラベルを復活するGoogle Chrome機能拡張「Return Tweet Source Label」をインストールしていたから気づけたのです。なんというタイミング。
クリックすると以下のような説明がありました。
X for Advertisersラベルを含むツイートは、X Ads Composer で作成されたツイートであることを表し、有料コンテンツかどうかは表示されません。有料コンテンツの場合は、すべての広告フォーマットにプロモーションバッジがつきます。
なぜスパムが「X Ads Composer」で作られているのかまでは分からないのですが、とりあえずは「Twitter for Advertisers」からポストされているものを全て「-(マイナス)」することで、このシステムを利用しているインプレゾンビを排除することができるようです。
ただ、これも完璧ではないでしょうし、広まれば対策も生まれていたちごっこのような気もしますので、根本的にはX側での対策が必要なのだと思いますが。返信内のリンクをブロックする機能が待たれます。
今回のように「これは何者?」というのを調べるとときに、Google Chrome機能拡張「Return Tweet Source Label」は一助になります。まずは自分で対策するのも大事です。