紆余曲折あったイーロン・マスクによるTwitterの買収が、2022年10月28日に完了したようです。イーロン・マスクが「the bird is freed(鳥は解放された)」とツイートしました。
「鳥は自由になった」イーロン・マスク氏がTwitterを買収という記事になっていました。
Twitterこれに対抗してマスク氏を提訴し、10月28日に裁判を予定していたが、裁判が行なわれる直前にマスク氏が買収を決めたようだ。
イーロン・マスクがTwitterを買収
買うとか買わないとか、買わないなら訴えるとか色々とありましたが、ついにイーロン・マスクがTwitterを買収することで決着がつきました。
the bird is freed
— Elon Musk (@elonmusk) October 28, 2022
イーロン・マスク氏、ツイッター買収完了… CEOやCFOらは多額の報酬を受け取り、会社を去るという記事によれば、CEO、CFO、CLOらが既にTwitterを離れたということです(高額報酬を手に)。
さらに「株主は1株当たり54.20ドルを受け取り、ツイッターは非公開化」されるということです。買収金額は総額約440億ドル(約6.4兆円)と見られています。
これまでで最大の変化では
ぼくは2007年3月からTwitterを使っています。もう15年も経ちました。テック系の人だけが使っていた時代から芸能人の参入でユーザーが増えた時期。東日本大震災で情報を求める人たちで一気にユーザーが増えた時期も経験しました。
日本のTwitterでもいろいろとあった15年でしたが、イーロン・マスクのよる買収というのは、過去にない大きな変化をもたらすのは間違いないでしょう。
実業家としてテスラやスペースXを率いる手腕は確かなものがありますが、それがどうTwitterに活かされるのかというのは未知数のところもあります。
大きな変化のなくなっていたTwitterにとっては劇薬で、良い意味でも悪い意味でも、大きな変化をもたらすのは間違いありません。
イーロン・マスクとしては「ユーザーはメッセージを送るだけでなく、支払いやオンラインショッピング、タクシーの呼び出しもできるオールインワンサービス」としてのスーパーアプリを開発する計画もあるようですが、一方で、もしかすると、Twitterに代わるサービスが登場する可能性だってあるのではないかと思っています。
そのくらい混沌とする可能性はあると思っています。
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