イーロン・マスク、Twitter買収を撤回 〜不正アカウントに関する情報が提供されなかったとして

テスラCEOのイーロン・マスク氏が、440億ドルでTwitter買収するという合意を撤回する方針を明らかにしたそうです。マスク氏、440億ドルのツイッター買収合意を打ち切りという記事になっていました。

イーロン・マスク氏は8日、ツイッターを440億ドル(約6兆円)で買収して非公開化するとの合意を撤回することを明らかにした。

理由は、Twitterがスパムや偽アカウントなど、不正アカウントの算定方法に関する情報を提供しないというものだそう。

不正アカウントがどのくらいの割合で存在しているのか分からなければ、Twitterの価値を正確に判断するのは難しいでしょう。

マスク氏、ツイッターへ買収撤回の方針通知 「重大な違反」と主張によると「不正アカウントに関する情報を出すよう2カ月近く要求したにもかかわらず、応じなかった」とし、これが重大な違反にあたるとしています。

契約を破棄した場合の違約金は10億ドル(約1400億円)と定められており、法廷闘争に発展する可能性も出てきているようです。

イーロン・マスク氏、買収撤回をTwitterに通知によると、Twitterが推定する偽アカウントは5%未満に対して、イーロン・マスク氏側は少なくとも20%以上に上るとしているようです。

もともとイーロン・マスク氏がどこまで本気だったのか、もしくは途中で面倒になってしまったのかなど、様々な憶測もあるかと思いますが、これは裁判で決着をつけるしかなさそうですね。