テスラCEOのイーロン・マスク氏が、約410億ドルでTwitterを買収することを提案しました。マスク氏、米ツイッター完全買収を提案 410億ドルという記事になっています。
全株式を1株当たり54.20ドルで取得するもので、マスク氏の大量保有が明らかになる前日である1日の終値に38%上乗せした。同氏は9%以上のツイッター株を保有している。
Twitterの株式を9.2%取得して筆頭株主として話題になりの、取締役就任の要請を受けるも断っていたイーロン・マスク氏ですが、どうするのかと思ったらTwitterを買収する方向で動きました。
日本円にすると約5兆1,630億円です。イーロン・マスク氏は買収提案の理由を「この会社が今のままでは成長せず、社会的要請に応えることもできない」とし、買収によって非公開企業とすることを目指しています。
こちらが買収提案に関するイーロン・マスク氏のツイートです。
I made an offer https://t.co/VvreuPMeLu
— Elon Musk (@elonmusk) April 14, 2022
最近は様々なアップデートが立て続けに実施されているTwitterですが、イーロン・マスク氏は満足していない、彼が考えている方向性と合致していない、ということなのでしょう。
何が起こっているのかということに関しては、こちらの一連のツイートで分析されています。
イーロン・マスクがTwitterを乗っ取ろうとしている件について解説しました:
1/ 何が起きているのか
2/ 株価について
3/ 次のステップ
4/ 取締役辞退の理由
5/ 資金繰り
6/ 買収オファーを出した理由
7/ 買収が成立する可能性は?詳細は以下スレッドにて↓ pic.twitter.com/BFcNqceJyK
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) April 14, 2022
ポイントとしては、Twitterは他社からのオファー(ホワイトナイト)を探すはずだがイーロン・マスク氏のオファーを超えられる会社は限られる、いずれにせよTwitterはしっかりと検討しなければならない局面です。
先にも書きましたが、Twitterとしては様々な施策が続いている状況だったので、いきなりイーロン・マスク氏が買収するというのは思ってもみませんでした。
最終的にどこに着地するでしょうね。個人的にはTwitterのない未来というのもあり得るとは思いますが。イーロン・マスク氏は「受け入れられない場合は、株主としての立場を再考する必要がある」としています。