お金を払って『ガイアの夜明け』に出演!? 「カリスマ社長」はこうして作られる – サイゾーウーマンという記事がありました。PR代理店から、出演可能なテレビ番組のリストが送られてきて、その中に「ガイアの夜明け」があったというもの。
代理店と称する会社からで、簡単に言っちゃえば「会社のプロモーションをテレビでやりませんか?」といった内容。そして、出演可能な番組リストをメールで送ってきたんです。その中には、人気番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)の名前も含まれていて驚きました。
え〜、お金を出せば「ガイアの夜明け」に出られるの〜!? なんて驚く人もいるかもしれませんが、もちろん、お金さえ出せば誰でも出演できる、というものではないでしょう。
メールの中身も公開されてしまっているのですが、出演を確約するものではなく、テレビ局または制作会社にコネクションがあり「出演交渉可能」ということなんだと思います(実際にメールにもそのように書いてあります)。
テレビ局も、話題性のある出演者を取り上げたいでしょうから、普段からこうしたPR代理店とも連絡を取っているでしょうしね。そういう意味では、声がかかった→話題性のある人物、と言えるのカモ。
同種の番組で「え、なんでこの人がいきなり!?」という出演者がいたりしても、
・何かを仕掛けたい人が
・誰かを仕込む
ということも普通にあると思います。少し前にも心当たりがありますが、やはりそういうブームを仕掛けたい人がいたようですしね。
ちなみに、交渉可能な番組はこんな感じのリストになっています。
■ガイアの夜明け
■王様のブランチ
■お願いランキング
■シルシルミシル
■めざましテレビ
■フジサンケイビジネスアイ
■リーダーの履歴書
■JapanTimes 紙面(100Next-Era CEOs)
■JapanTimes Online(Wisdom Of Entrepreneurs)
■就職ウォーカーネット
こういうグレーな“繋がり”のようなものって、もちろん昔からあって、それが、ネットやソーシャルメディアによってあぶり出されているというか、可視化されやすくなっているのかな、と。
それにしても、執筆者の角川慶子さん。元「Kei-Tee」じゃないすか! 懐かしい〜。