小室哲哉被告、詐取金を全額弁済…猶予付き判決求めるかという記事より。
音楽著作権の売却話を巡る詐欺事件で、詐欺罪に問われた音楽プロデューサー・小室哲哉被告(50)が、被害者である兵庫県芦屋市の会社社長に、詐取金全額を弁済したことがわかった。
詐欺罪に問われている小室哲哉被告が、解決金を含む約6億4,800万円を全額弁済していたことが明らかになりました。
第2回公判が開かれ「エイベックス・グループ・ホールディングス」の松浦社長が証人として立ち、自分が弁済資金を立て替えたことを明かしています。
エイベックス松浦社長は、約6億4,800万円を立て替えた理由を次のように語っています。
保釈後に小室被告が一晩中ピアノを弾いているのを聞き、「何もわからない音楽業界のことを教えてくれたことや、今のエイベックスがあるのも小室さんのおかげだと思いだした。まさに僕の恩師だと思い決意した」と述べた。
今のエイベックスがあるのも小室哲哉のお陰だ、と。手の平を返す人が少なくないのでしょうが、松浦社長は恩に報いたい、と。
さらに、千葉龍平副社長は自宅に小室哲哉とKEIKOを招き、世話を続けているのだそうです。
エイベックスといえば元は貸しレコード店の「友&愛」だったというのは有名な話ですが、そこから一大グループにまで成長したのには、小室哲哉の力が大きかったですね。
松浦勝人 – Wikipediaを見たら、
1988年、東京都町田市にて他の「友&愛」オーナーら9人とエイベックス・ディー・ディー(現・エイベックス・グループ・ホールディングス)を設立。
となっていました。「友&愛」のオーナーらが集まって起業したCDの輸入卸事業だったのですね。
さて、そんなエイベックス松浦社長は、小室哲哉について次のようにも語っています。
「金が入って傲慢(ごうまん)になった」と、関係が一時疎遠になったことにも言及しながらも、「音楽業界は流行が早い。実刑になれば社会と断絶され情報が得られず、プロデューサーとして致命的だ」と情状酌量を求めた。
全額弁済されれば執行猶予になる可能性があるのですが、被害者の投資家男性は示談には応じていないということで、どうなるか微妙なところです。
エイベックス松浦社長は証言台で「私どもが上場する3、4年前は、売り上げに占める小室さんの割合は70%を超えていました」などと証言しています。
ここまでの小室哲哉です。
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