月亭可朝ストーカー逮捕、女性に復縁迫るという記事より。
歌謡曲「嘆きのボイン」をヒットさせ、ギター漫談でも話題になった上方落語家の月亭可朝(本名・鈴木傑=すずき・まさる)容疑者(70)が12日、大阪府警淀川署にストーカー規制法違反容疑で逮捕された。
なんと上方落語家の月亭可朝が、ストーカー規制法違反容疑で逮捕されています。70歳。いったい何があったのでしょうか。
今年7月まで約7年交際した50代の女性に、繰り返し電話をかけたり、勤務先に手紙を送るなどして復縁を迫るストーカー行為を行ったのだとか。
月亭可朝容疑者は、行為自体は認めているものの「ストーカー行為にならないと思う」と供述しているということです。
可朝容疑者が女性にかけた電話は、8月4、5日の2日間で計13回。同4日付の消印で復縁を迫る手紙、はがきを女性の勤務先の会社に送りつけ、所轄の淀川署によるとその内容は「夜の生活について具体的に記述しているが、詳細は、ひわい過ぎて言えない」ものだったという。
「性生活の不一致」などを理由に女性が別れを切り出したものの、月亭可朝容疑者はストーカーになってしまい、たまりかねた女性が警察に相談したということです。
警察が月亭可朝容疑者に警告したものの、収まらなかったことから任意同行、逮捕ということになりました。
逮捕を知った親しい落語家は「正直、トラブルになったんがAさんかBさんか、Cさんか分からん。開けっ広げやったから」というほど、可朝容疑者の女性関係は派手だった。
なんでそんなにこの女性に固執してしまったんでしょうね。「本来なら落語界の重鎮でないといけないのに、芸も私生活も“下ネタ”ばかりで目立った」とコメントする評論家も。
ぼくが月亭可朝を知ったのは、大槻ケンヂのオールナイトニッポンで聞いた「嘆きのボイン」からでした。
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後部座席の真ん中に座る可朝容疑者は、顔を隠したりすることもなく、淡々とした表情だった。同署によると、取り調べにも興奮したりすることなく応じているという。
可朝容疑者は1959年に落語家としてデビュー。カンカン帽をトレードマークにギターの弾き語りなどで人気を博し、70年代からテレビや映画で活躍。71年と2001年に参院選に立候補し、落選している。
女性と可朝容疑者は2001年9月ごろ、女性が当時勤めていた飲食店で出会った。同容疑者は「サイン書いたるから代わりに携帯電話の番号を教えて」とアタック。
上方落語協会は12日、可朝容疑者の逮捕を受け、天満天神繁昌亭(大阪市北区)で8月16日と9月16日に予定されていた可朝容疑者の出演を取り消すことを決めた。
演芸関係者によると、数年前までは仲間内でも行方を知るものがいないほどだったが、上方落語界の重鎮・桂福団治(68)の引きで、2年前から再び高座に上がるようになった。
可朝容疑者は女性が別れ話を切り出した7月以降、たびたび復縁を迫る電話をかけており、淀川署は8月2日につきまといをやめるよう通告。その後も電話したり、はがきを出したりしたため逮捕に踏み切った。