“光る携帯ストラップ”を無届け販売という記事より。
放射性物質トリチウムを法定量の約26倍使用した“光る携帯ストラップ”を無届けで販売したとして、警視庁生活環境課は17日、放射線障害防止法違反容疑で、広島市の無職下嵜(しもざき)一郎(40)、同市の会社員藤井協子(45)両容疑者を逮捕した。
購入した携帯ストラップが放射性物質入りだと後から知ったら、かなり驚いてしまいますね。
“光る携帯ストラップ”に入っていたのは「トリチウム」という物質で、
放射線の一種「ベータ線」を発し、蛍光塗料とともに使うと十数年間発光する
というものなのだそうです。
所持・販売には文部科学大臣の許可が必要ですが、無許可でイギリスから輸入、加工して販売していたそうです。
放射性物質ということでちょっと恐いのですが、破損しても人体には影響のないレベルということです。
きっと10数年間光り続ける、というのが売りだったのでしょうねぇ。
検索したらトリチウムにより10年間発光 – 携帯マーカーを購入という実際に購入された方のエントリーもありました。
両容疑者は、インターネットのサイト「K-BROS」や、オークションサイトを通じて1個5000円から6500円で販売していた。3月までの3年半に、全国の約2600人に約5500個販売、約1700万円の売り上げがあったとみられる。
携帯マーカー – Google 検索で見ると、けっこう話題になっていますね。ヤフーオークションに出ていたみたいです。「K-BROS」のサイトは表示されません。
この記事で写真を見ることができます。
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2人は「10年以上光るストラップ」として、「携帯マーカー」の商品名で販売。ストラップ1個当たり規定量の約26倍のトリチウムが使われていたが、すべてが飛散しても、直ちに人体に大きな影響は出ないレベルだという。